男も女も誰かの為に強くなれ！【銀魂】

『そうだよ。主人公は私だって何回言わせんだコノヤロー』 ページ7

歩く事数分。

万事屋一行は近藤を届けに真選組の駐屯に訪れていた。






『ちわーっす。ゴリラ届けに来たっす』


新｢Aさんキャラ保ってキャラ｣


『うっせーよ新八。キャラなんか保ってたらこの世界じゃやってけねーんだよ』


新｢アンタどこの世界の住民だよ｣


銀｢おい、早くコイツ届けて帰ろーぜ｣


神｢そうネ。愛しの酢昆布が待ってるアル｣






4人はギャーギャーと騒ぎながら中へと入っていった。






沖｢お、来やしたね。ありがとうごぜェやした｣


『いえいえ何のこれしき。…土方は？』


沖｢中にいまさァ。どーぞ入った入った｣







･






沖｢土方さーん、入りやすぜ｣




返事も聞かずにスパーンと襖を開ける沖田。




土｢お前な、返事聞いてから入れよ。…って、万事屋。もう来てたのか｣


『約束通りゴリラ連れてきたからじゃがりこね』


神｢私酢昆布ナ｣


土｢何で酢昆布も増えてんだよ。つか近藤さんはなんで気絶してんだ？｣


『そろそろ起きていいよ近藤さん』





そう言うとAは近藤の後頭部をスパーンと叩いた。




近｢ん…ここ…どこだ？｣


土｢真選組の駐屯だ。ったく…明日の事忘れたのか？｣


近｢あ…あぁ！すまない！本能的にお妙さんをストーカーしてしまってな…｣


『コイツ本当に警察か？というか明日何があるの？めっちゃ気になるんだけど』


神｢私も気になるアル｣


新｢僕も気になります｣


銀｢じゃあ俺も｣


土｢"じゃあ"って何だよ！！つーか一般人にペラペラ話せる訳ねェだろ！｣


銀｢あっれーおかしいなー、総一朗君はー、俺達の事一般人じゃないとか言ってたよなー｣


沖｢あれ、おかしいな。俺そんな事言いやしたっけ？旦那｣


銀｢そこは合わせろよ！！！｣


『いいから教えろよマヨ。私とお前の仲じゃないか』


土｢やめろその言い方。なんか勘違いされんだろーが｣


神｢ケチな男はモテないアルヨ？｣


沖｢そうでさァ。ケチ土方ー死ね土方ー｣


土｢総悟お前はどっちの味方だ。｣


近｢まぁいいじゃないかトシ。話しても｣





不毛な会話に終止符を打ったのは、近藤だった。





土｢何言ってんだ近藤さん、部外者にそうペラペラ喋るわけには…｣


近｢いやぁ、手を貸してもらおうと思ってな。｣

銀｢んだと？！あのなぁ、俺がこのアニメの主人公なんだぞ？！｣→←新｢いや銀さん関係ないでしょ｣

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