after story�� ページ26
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帰り道。
そういえば、翔生は普通に帰ったんだろうか。
A「永見、あの、」
永「ん？」
A「私、翔生に永見のこと相談してて…」
永「あぁ、そうやったんや」
A「せやから、一応報告してもええ？」
永「うん」
スマホを取り出し、翔生に電話をかける。
数秒で出た。
大『はーい？』
A「あ、翔生、今いける？」
大『おう』
A「えっ…と……、」
付き合いましたや、恋人同士になりました、なんて、口に出そうとすると恥ずかしくてなかなか出てこない。
黙ってると、永見が私のスマホを操作してテレビ電話にした。
A「えっ、」
永「僕とAは付き合いました」
画面に私と永見が映る。翔生には見えているだろう。
大『それはもちろん恋人ってことやんな？』
永「うん」
大『わーい！最悪ー！おめでとー！』
A「ちょ、祝ってるか悪口なんかどっちなん…」
程なくして翔生の顔も見える。どうやら自宅で、缶ビールを片手に持っていた。
大『A良かったなぁ。だから言ったやろ、脈ありやって』
A「、あの、一度は振られてんねん…」
大『は？！』
A「あ、でもそのあと、なんか好きになってくれたみたいで…」
大『そ、そんな一波瀾が…』
永「そんときはな。今は大好きやから」
大『うわ！永見からそんな言葉が聞けるとは！』
大好き、の言葉と共に、繋いでいた左手をさらにぎゅっとされる。
ほんまに…恋人同士なんや…。
大『あ、そしたら安達にも謝っとけよ』
A「安達？」
大『当たり前やん。Aに頼まれたからボディガードやって、好きになったんに、結局永見と付き合うてんやから』
A「いやまぁ…それは…」
大『人たらしの罰やな』
A「…永見、これは私が悪いんかな？」
永「…ご飯二人で行って、下の名前で呼ばせてるのは、僕は許されへんかな」
A「や、呼ばせてたわけちゃうくて、！」
大『せっかく永見と付き合えたんやから、他の男との距離感には気ぃつけや』
A「はい、。明日謝ります…」
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里佳子(プロフ) - 夏子さん» 初めまして。こちらこそ、そんな風に言っていただけるなんて…嬉しい限りです。ありがとうございます！！長編が終了しましたので、ちょこちょこ短編を書く予定です。見て頂けると幸いです！ (10月5日 16時) (
レス) id: 9634fe61f2 (このIDを非表示/違反報告)
夏子 - 初めまして。完結おめでとうございます。完結を嬉しく思うとともに寂しくもあります。言葉や雰囲気が綺麗で、それでいて少し苦く、とても引き込まれる素敵な作品で大好きです。また里佳子様のお話が読めることを願っています。お身体ご自愛くださいませ。 (10月4日 22時) (レス) id: 17842af8c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：里佳子 | 作成日時：2023年7月20日 23時
