とある騎士と魔女の会話 ページ18
「――これが茨の国が誇る近衛兵を倒したてきた、無敵な『夜明けの騎士』様？ただの顔の綺麗なお人形さんじゃない」
その魔女と出会ったのは、恐ろしいほど満月が綺麗な夜だった。
圧倒的だった。
私の剣技など、まるで児戯のようにあしらって、たった一太刀で振り払った。
繰り出される魔法はとても強力だった。
部下も全員倒されてはいるも、辛うじて息はある。
それだけで、彼女が手加減したことは明らかだ。
そして膝をつき、動けない私の兜を取り、素顔を見た彼女の第一声が、冒頭のそれだった。
「はぁ……なんだか肩透かしだわ。昼の妖精の祝福って、ほんと意味がわからない。�猗�しさ�瓩覆鵑董⊇吠，箸靴突燭┐襪曚匹里發里犬磴覆い任靴腓Δ法�
「…………………」
「何よ、その目。何か聞きたいことでもあるの？」
「君は……何故、妖精に協力する？」
私の質問に、魔女はつまらなそうな顔で答えた。
「別に協力しているつもりはないわ。私はただ、あのハゲ白豚が嫌いなだけ。知ってるでしょ？あの下種が私の力を欲するために下僕になれって言ってきたこと」
それは知っている。実際、私もその場に居合わせた。
ヘンリク卿が偶然見付けた彼女を砦に呼び出し、そう言った直後あの方はこの魔女によって、茨の縄で砦のてっぺんに吊るし上げられた。
しかも、どこからか呼び寄せたカラスたちを使って、ボロボロになるまで遊ばせて。
そのまま高笑いしながら去った彼女の背を、私は未だ忘れていない。
「私はただ、自分を道具として使う奴が嫌い。それが人間だろうと妖精だろうと関係ないわ。私のしたいことは、全部私が決める。それだけよ」
「…………………そうか」
「あの豚野郎の一家に、恩義があるのか知らないけど、命令にすべて従うのは正しいわけじゃない。もし本心から従えない命令を言われたら、バレないようにこっそりと逆らいなさい。今のあなたには、それくらいしかできないでしょうから」
そう言って、魔女は私の兜をぽいっと放り投げると、そのまま箒に乗ってどこかへ消えていった。
取り残された私は、そばで転がる兜を手に取りながら、考えた。
彼女の言葉は、まるで私の未来を予見したようなものだった。
何故そう言ったのかわからないが、あの魔女の言葉は何故か無視できなかった。
己の心の内に秘めながら、私は兜を被り直した。
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ブロッサム(プロフ) - 見ましたよ！やばかったです！多分夢主のことですから、フェローを見て（あの人、良い毛皮が取れそう……）と最初に思いますね！ (10月16日 22時) (
レス) id: 18fafb8a30 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - ステージ・インプレイスルランド 〜踊る人形と幻の遊園地〜。見ましたか！？何もかもやばかったですね！開始が待ち遠しいです！この小説の夢主がどのようなことをするのか楽しみです！ (10月16日 20時) (レス) @page31 id: e7ce89d83f (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - ありがとうございます！ (9月10日 20時) (レス) id: b52f0561ce (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 更新はゆっくりでいいですよ (9月10日 18時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2023年8月14日 17時
