Interlude�将� ページ31
結局、お昼に降った雨は放課後まで降り続け、私たちはびしょ濡れになって寮に戻った。
ゴーストたちが湯船を張ってくれたおかげで、のんびり湯につかって体の芯まで温まることができた。
そして部屋に戻り、寮服がないため色んな人から貰ったお古の部屋着を着た私は、丸テーブルの上に置いてある日記を手にする。
嘆きの島で音が聞こえなくても、元からブロットがある程度溜まっていると自動でページが増える仕組みもあると知ったが、今回はいつも通り音が聞こえた後でページが追加されていた。
『こんにちは、日記さん。
今日はあの魔の山に辿り着きました。
グーンたちが蔓延る、茨の魔女が支配する山。
本当なら来る予定はなかったけど、国の兵士が私を国王夫妻の命を狙う刺客だと勘違いしたせいで、急遽ここまで逃げることになりました。
もちろんグーンたちも私を侵入者だと認識し、襲い掛かりましたがちゃんと返り討ちにしました。
どの子も知性が低いから、私の魔法を一発放てば簡単に倒せます。
だけど……ちょっとやりすぎました。
まさか茨の魔女本人が出てくるとは思っていませんでした。
ドラコンになる妖精であり、魔の山に住む魔女。
噂でしか知らなかったからどんな姿をしているか想像したけれ……とても、綺麗な
同性である私ですら、思わず見惚れてしまうほどに。
でも、その実力は噂以上でした。
まさか私の魔法とあんなに拮抗するなんて……今こうして日記を書けるのが不思議なくらいです。
今回はなんとか上手く逃げれたけど、この魔の山に隠れている以上、近い内にまた彼女と戦うことになりそうです。
それまでに私、生きていられるかしら………………』
内容はこれまでと違い、茨の魔女との激突したことが書かれていた。
正直、これまでの日記の内容と比べて続きが気になってしまうほどに。
「やっぱりすごかったんだ、茨の魔女……」
改めて茨の魔女の強さを思い知らされながら、私は日記を閉じるのだった。
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ブロッサム(プロフ) - ミアさん、ご心配しなくてもちゃんと更新できるよう準備は済んでおりますので。 (2023年3月6日 13時) (
レス) id: 998eeca7c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - メインストーリーが更新されてますが、こちらの更新は大丈夫ですか？ (2023年3月6日 12時) (レス) @page42 id: d9657aee6a (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - ミアさん、ご指摘ありがとうございます。ですが、注意事項とリストの間に報告がありますので、そちらをご覧いただけると嬉しいです。 (2023年1月27日 21時) (レス) id: 18fafb8a30 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - いつも楽しみに読んでます。ひとつ提案があるんですが、メインが更新されるまでイベントストーリーを書いたらいかがですか？ (2023年1月27日 19時) (レス) @page42 id: d9657aee6a (このIDを非表示/違反報告)
ブロッサム(プロフ) - 誤字報告ありがとうございます！ (2023年1月21日 17時) (レス) id: 998eeca7c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2022年12月19日 20時
