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「あ、あの、私ハルカ・アマミヤと言います。その……お姉ちゃんがお世話になってます」
「いや、気にしないでくれ。むしろこっちが世話になってる」
「そうそう。あ、オレエース。こっちの真面目クンはデュースで、このタヌキはグリムって言うんだ。よろしく♪」
「だからオレ様はタヌキじゃねぇって言ってるんだゾ！！」
エースの自己紹介を聞いたグリムが突っかかるも、彼は笑いながらあしらう。
それを見てハルカはくすりと笑っていたが、何かを思い出しのか口を開く。
「あの、救護室ってどこにありますか？」
「救護室？どこか怪我してるのか？」
「いえ、その……お姉ちゃん、さっきまで血を吐いてたので、少し心配で……」
「あっ、馬鹿」
ハルカの言葉に私が慌てて止めようとするが時すでに遅し。
3人が据わった目で私を見つめていた。
「は？血？お前、血ぃ吐いてたの？」
「まさか……トイレはそれを隠すためなの理由か？」
「そういえばオメー、さっきから血の匂いがするんだゾ！」
「いや、その、えっと……」
まずい。非常にまずい。
この3人に知られるのは非常に面倒臭いことになる！
そうして私が取ったのは――逃走。これ一択だ。
「あっ、逃げた！」
「お姉ちゃん！？」
「追うんだゾ、デュース！」
「任せろッ！」
陸上部に所属しているだけあって、デュースの走りは速い。
数分もしない内に私はデュースに捕縛された。
「ぐえっ！ちょっと、首絞まってる……！」
「今回ばかりは我慢できない！僕たちが説教してやる！」
「どうせならヴィル先輩にも伝えよーぜ。メンバー全員で説教だ！」
「いーやーだー！！！」
エーデュースに宇宙人のように連れて行かれる私を、ハルカはぽかんとした表情で見つめる。
そのまま姿を消した私たちに、ハルカは笑いながら1人呟く。
「なんだ……『疫病神』なんて嘘じゃない。お姉ちゃんも、ただの女の子だったよ」
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ブロッサム(プロフ) - ありがとうございますーーー！！｡･ﾟ･(*ﾉД`*)･ﾟ･。 (2022年2月20日 12時) (
レス) id: 9aaad4e273 (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - な゛か゛な゛お゛り゛て゛き゛て゛よ゛か゛っ゛た゛ーーーーー｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2022年2月20日 12時) (レス) @page2 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2021年3月21日 22時
