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「えぇ？オレ、別にそういうつもりで言ったわけじゃ……もががっ！」
「カリム。今は黙っておけ」
これ以上首を突っ込まないように、ジャミル先輩がカリム先輩の口を手で塞いだ。
……もしかして、シェーンハイト先輩って、相手の言葉を自分の考えに当てはめて解釈する人？
だとしたらかなり面倒臭いタイプだ。
「――決めた。明日からエペルはアタシたちとは別メニューにしましょ」
「えっ？」
「アタシがいいと言うまで1人でバレエレッスンよ」
「え、バレエって、あの6人でやる球技の……？」
「違うわよ」
エペルの言葉に思わずツッコんでしまった。
というか、何故ここでボケたの？
「文脈を読みなさい。顔が可愛いからって頭の中まで可愛くする必要はないわよ。バレリーナのバレエに決まってるでしょう」
「うぇええええっ！？おっ、僕が、バレリーナ！？」
「足の指だけで立つルルベをしろとは言わないけどターンくらいは綺麗にできるようになってもらうわ。なによりまず『男らしい』とか『女みたい』なんていう、化石マインドを捨ててもらう」
「そ、そんなこと……急に言われたって……！！」
「…………」
困惑するエペルの近くで、デュースは静かにその様子を見つめていた。
「ひぇ……飛行術のバルガスより鬼コーチなんだゾ」
「絶対目ぇつけられたくないタイプ。大人しくしとこ」
エースが嫌そうな顔をして言った時、デュースが一歩前に出た。
「あの、シェーンハイト先輩」
「なに、新ジャガ2号」
「バレエレッスン、僕も一緒にやらせてもらえませんか」
「「えっ！？」」
「お前、マジ？なんでわざわざ自分から……」
デュースの申し出に、エースだけでなくエペルも驚く。
エースは信じられなさそうに言うが、シェーンハイト先輩は取り乱さず平然と尋ねる。
「理由は？」
「僕も『男らしいか』どうかとかよく考えてしまうので。せっかく受かった選抜メンバー。テッペン狙うなら、マジでやりたいんです」
「デュースクン……」
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ブロッサム(プロフ) - 絵が上手くないので難しいです！むしろ誰か描いてください……！ (2021年2月10日 17時) (
レス) id: e227af577a (このIDを非表示/違反報告)
ユノ - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年2月10日 15時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブロッサム | 作成日時：2021年2月8日 16時
