今日:4 hit、昨日:11 hit、合計:24,192 hit
小｜中｜大
192 ページ50
.
翌日、至と千景が公休の日だったので一緒に病院に行ってくれた。
天馬は紘さんとのドラマの撮影だと言ってた。咲也とコメディの稽古を何度かしていた。コメディなら大丈夫だとは思うんだけど、少しだけ嫌な予感がしていた。
至「…病院着いたけど、病室まで一緒に行く？」
「んー、病室の入口まで、来て欲しい」
至「りょ」
お母さん達から病室を聞いていたので、その通りに行くと、
「…市崎楓、」
ここか、
この人が私を産んだ人…。
生きてきた中で一番緊張しているかもしれない…。
ドアを開けようとすると、震えてしまっていたので、私はもう片方の手でその手を押さえるが、全然治りそうになかった。
その様子を見た至と千景が私の手を包み込んだ。
二人の顔を見ると、二人は大丈夫だと言わんばかりに頷いてくれた。
「…大丈夫、ありがとう、」
二人の手を解き、病室の扉にノックをし、震える足と手をどうにか抑えながら、中に入った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あとがき
ここまで読んでくださりありがとうございます。
お話がいっぱいになったので、移行させて頂きます。
もしよろしければ、高評価よろしくお願いします。
作者.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜 | 作成日時：2020年5月24日 20時
