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rbr side
GPSを辿ってたどり着いた小さな公園
そこに彼女を見つけて思わず声をあげる
｢…見つけた!!!!」
俺の声に振り返る彼女
そしておそらく電話に出た男
憎々しげに顔を歪める男に、俺の瞳孔が限界まで開く
st｢何故ここに…他にも発信機を仕込んでいたのか！｣
｢うるせえ！さっさと離れやがれ！｣
言葉を聞かずに男に向かって走る
st｢この…！チビのガキが！｣
俺が近づいてくるのがわかって男は構えた
高齢に見えるがかなりガタイが良い
しかもあの構えは柔道でよく見る構え、つまり奴は格闘技経験者なのだろう
俺は敢えて構えずにそのまま突っ込んでいく
男はそんな俺にニヤリと口角を上げた
俺を、格下と認識して
st｢チビの分際で！私の邪魔をするな！！｣
｢…チビチビうるっさいんじゃ！｣
男は上から俺を押し潰そうと手を伸ばしてきた
俺は
その腕を掴んで強く引く
st｢な！？｣
油断したな？
｢ただのチビだと…｣
奴の右足に俺の右足を引っ掛け
｢思うなや！！｣
前に背負い投げた
st｢っだ！…｣
完全に油断していた男は受け身も取れずに背を地面に打ちつけた
st｢この…クソガキが…うっ⁉｣
sho｢ざーんねーん！逃がさねぇよ！！｣
起き上がる前についてきていたシャオロンたちによって踏まれる様に拘束される
もがいて抜け出そうとしているが、男4人相手には敵わない
｢はぁ、はぁ…！Aちゃん！｣
しっかりと押さえ込まれた事を確認して、彼女へ駆け寄る
緊張の糸が切れたのか、脚が限界なのか彼女はその場にへたり込んでいた
｢大丈夫か⁉どっか痛いとこないか⁉｣
『…ろ、ろ…さ…』
｢声出ないんか？喉のとこ赤くなっとる｣
満身創痍な彼女の様子に、男への殺意が再び溢れ出す
一発殴ってこようかと考えていると彼女が俺の服を引いて抱きつき、掠れる声で呟く
｢！…遅なって…ごめんな｣
彼女の言葉に、張り詰めていた糸が切れる
抱きしめ返しても、栓を切ったように涙が溢れて
止まらない
｢…ごめ…思った以上に…俺…怖かったみたいや…｣
彼女を失う事が…怖かった
耳元で囁く彼女に、俺は彼女を更にきつく抱きしめた
｢ほんま…無事で良かった…｣
『来てくれて、ありがとう』
『ロボロさんがいたから、私、絶望せずに済んだんですよ』
※※※※※
ラストスパートです
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bloom(プロフ) - みゆうさん» コメントありがとうございます。返信遅くなって申し訳ありません。DMは解放いたしましたので、まだ興味を持っていただけるようであれば、よろしくお願いします。 (11月20日 7時) (
レス) id: 8bbe5d5c73 (このIDを非表示/違反報告)
みゆう(プロフ) - コメント失礼します。bloom様のTwitterへフォロリクを送ったのですがDMを送ることができなかったのでこちらにコメントさせていただきました。@JCz3pというアカウントで送っているので、もし良ければ承認していただけると嬉しいです( . .)" (10月1日 22時) (レス) id: bb335747e5 (このIDを非表示/違反報告)
bloom(プロフ) - モキュさンさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて良かったです！ (2022年3月15日 10時) (レス) id: ceb7048219 (このIDを非表示/違反報告)
モキュさン(プロフ) - bloom様の作品(この作品とは違うもの)を見ていて、紹介されていたので私rdr推しと言う共通点もあり見させて頂きましたｯｯ！もう、本当に語彙力が消えるぐらいに尊かったです…ちょっとその語彙力わけてほsi(())) (2022年3月14日 19時) (レス) @page47 id: 2c5e2c02ce (このIDを非表示/違反報告)
bloom(プロフ) - I.risさん» 作者名で検索できませんか？ (2021年5月5日 22時) (レス) id: 8bbe5d5c73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bloom | 作成日時：2021年3月25日 12時
