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rbr｢綺麗に落ちるもんやなぁ｣
『専用の洗剤があるので、ただ生地が痛みやすくなるんで柔軟剤入りで洗濯しましょう』
rbr｢記念としてそのままとっておいても良かったのに｣
『…こんなんじゃ記念にはなりません！』
服についたペンキを落としながら顔を赤くする私に、彼はカラカラと笑う
顔のペンキを擦って落とそうとする彼を止め、普段私が取っている方法で彼の顔を綺麗にする
｢Aちゃんがやってや｣と目を瞑って顔を差し出してくる彼に今までとは違う緊張が走る
鏡を見て｢お〜ちゃんと落ちとる、流石プロ！｣と感心する彼に褒められ慣れていない私は耐えられず、そそくさと台所へ逃げ込んだ
温め直した夕飯を取りながら、彼はふと思い出した様に｢せや…｣と鞄を漁り出す
rbr｢あんなAちゃん、これなんやけど…｣
そう言って彼が出してきたのはトップに黒い小さなシリコン製のモノがついたペンダントの様なモノ
何なのかわからず首を傾げると、少々気不味そうに彼は口を開く
rbr｢この黒い部分がGPS発信機になってるんよ｣
『発信機ですか』
rbr｢………俺が作った｣
え…すごっ
無言の私に｢やっぱり引く…よな｣と肩を落とす彼に慌てて首を横に振る
『いや！違くて！発信機作っちゃうとか凄いと思って！でも、何で作ったんですか？』
私に見せるという事は、私に持っていてもらいたいということだろう
だがGPSだったら既にスマホの方で設定済みだ
rbr｢スマホだと何かあった時に手元にない可能性があるやろ？そのサイズだったら普段から身に付けられると思ってな｣
｢せやから、身に付けといてくれへん？｣
なる程
納得した私はペンダントを手に取り首に下げる
それを見て安心した様に息を吐き、彼は再び夕飯に手をつける
rbr｢それ作ってる時シャオロンが一緒に居ってんけど、アイツもの凄く引いた目で見てきたからAちゃんも同じ顔するかなぁって心配やってん｣
『まぁ、普通はそうかもですね』
rbr｢…やっぱり？｣
『でも私の事心配して作ってくれたんですよね？だから嬉しいです』
そう言えばたちまちにして赤くなるロボロさんの顔
その様子が可笑しくて笑いが溢れる
rbr｢……Aちゃんずっるいわぁ…可愛いすぎるやん…｣
ボソリと言う彼に対して同じ感想を抱いた事は、彼には内緒にしておこう
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bloom(プロフ) - みゆうさん» コメントありがとうございます。返信遅くなって申し訳ありません。DMは解放いたしましたので、まだ興味を持っていただけるようであれば、よろしくお願いします。 (11月20日 7時) (
レス) id: 8bbe5d5c73 (このIDを非表示/違反報告)
みゆう(プロフ) - コメント失礼します。bloom様のTwitterへフォロリクを送ったのですがDMを送ることができなかったのでこちらにコメントさせていただきました。@JCz3pというアカウントで送っているので、もし良ければ承認していただけると嬉しいです( . .)" (10月1日 22時) (レス) id: bb335747e5 (このIDを非表示/違反報告)
bloom(プロフ) - モキュさンさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて良かったです！ (2022年3月15日 10時) (レス) id: ceb7048219 (このIDを非表示/違反報告)
モキュさン(プロフ) - bloom様の作品(この作品とは違うもの)を見ていて、紹介されていたので私rdr推しと言う共通点もあり見させて頂きましたｯｯ！もう、本当に語彙力が消えるぐらいに尊かったです…ちょっとその語彙力わけてほsi(())) (2022年3月14日 19時) (レス) @page47 id: 2c5e2c02ce (このIDを非表示/違反報告)
bloom(プロフ) - I.risさん» 作者名で検索できませんか？ (2021年5月5日 22時) (レス) id: 8bbe5d5c73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bloom | 作成日時：2021年3月25日 12時
