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rbr side
『ロボロさん･･･ちょっと家に帰りたいんですが･･･』
rbr｢え!?どしたん？｣
『･･･部屋着を忘れてしまって･･･』
気まずいという顔をして目を逸らすAちゃんにポカンとする俺
窓の外は未だに大雨、ついでに雷まで鳴っている
rbr｢･･･この雨の中外に出るんはおすすめできんなぁ｣
『･･･ですよね』
『仕方ないですね、このままでいます』
そう言って部屋へ戻っていこうとする彼女に、俺は何気なく口を開く
･･･開いて、しまった
そして今、俺は扉が閉まった彼女の部屋(仮)の前で頭を抱えている
rbr｢･･･あ〜〜俺は何ちゅうことを言ってもうたんや･･･
俺の服着たらええとか･･･｣
そう、俺は俺の服を着ればいいと彼女に提案したのだ
言った後に気が付く、俺は何を言っているんだ？と
慌てて言葉を否定しようとすれば、驚いた顔をしていた彼女は『いいんですか？』とか言ってくるし
ダメなわけないやん！
ってことで今に至る
できるだけ新しくて綺麗で生地が薄くないＴシャツとハーフパンツのジャージを渡し、受け取った彼女は部屋へ着替えに行った
待っている間に段々と後悔の念が押し寄せてくる
相手は叶わないとはいえ他に好きな男がいる子、とか
嫌だったとしても自分を匿ってる相手に嫌だとは言えないだろう、とか
考えなくてもいい事が頭に浮かんでは消えていく
余計な事を言ってしまったのではと気分が沈んでいく･･･
『ロボロさん？』
rbr｢ほわあ！？｣
『！？』
突然の声に驚いて振り向き、動きが止まる
そこには俺の服を着て驚いた顔をしたAちゃん
俺のサイズに合ったメーカーのロゴがデカデカと描かれたTシャツは彼女が着るとオーバーサイズ、膝上のはずのハーフパンツは彼女の膝を隠していた
･･････
俺の服で彼シャツできるとかってマジか？
･･･まぁ彼氏じゃないけど
『ど、どうですか？変じゃないですか？』
rbr｢え!?あ、お、おん！似合うとるよ！･･･これは誉め言葉になるんやろか･･･？｣
そう言えば彼女はポカンとした顔をした後、ふっと顔を緩めた
『そうですね、私普段からオーバーサイズなので着心地よくて最高です』
rbr｢･･･それなら、良かったわ｣
彼女のあまりの落ち着きに、舞い上がりすぎていた自分が恥ずかしくなる
夕飯の準備をしていた事を思い出し台所に戻る俺の後ろひょこひょことついてくる彼女が可愛くて、冷凍室の秘蔵アイスを彼女に献上した
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bloom(プロフ) - みゆうさん» コメントありがとうございます。返信遅くなって申し訳ありません。DMは解放いたしましたので、まだ興味を持っていただけるようであれば、よろしくお願いします。 (11月20日 7時) (
レス) id: 8bbe5d5c73 (このIDを非表示/違反報告)
みゆう(プロフ) - コメント失礼します。bloom様のTwitterへフォロリクを送ったのですがDMを送ることができなかったのでこちらにコメントさせていただきました。@JCz3pというアカウントで送っているので、もし良ければ承認していただけると嬉しいです( . .)" (10月1日 22時) (レス) id: bb335747e5 (このIDを非表示/違反報告)
bloom(プロフ) - モキュさンさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて良かったです！ (2022年3月15日 10時) (レス) id: ceb7048219 (このIDを非表示/違反報告)
モキュさン(プロフ) - bloom様の作品(この作品とは違うもの)を見ていて、紹介されていたので私rdr推しと言う共通点もあり見させて頂きましたｯｯ！もう、本当に語彙力が消えるぐらいに尊かったです…ちょっとその語彙力わけてほsi(())) (2022年3月14日 19時) (レス) @page47 id: 2c5e2c02ce (このIDを非表示/違反報告)
bloom(プロフ) - I.risさん» 作者名で検索できませんか？ (2021年5月5日 22時) (レス) id: 8bbe5d5c73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bloom | 作成日時：2021年3月25日 12時
