相対する情 1 ページ39
ツナside
リボ「ツナ、やばいことになったぞ」
夕飯を終え、Aたちと別れてのんびりしていた俺のもとに、強張った顔をしたリボーンが現れた。
ツナ「な、なんだよやばいことって」
リボ「虹の守護者の件に動きがあった。
すぐにAの家へ行くぞ」
ツナ「え、Aの家に！？」
リボ「先に獄寺に連絡する。
隣の部屋に住んでるあいつならAを守れるはずだ」
リボーンが携帯から連絡するのを横目に、俺の中で不安が募る。
守る…ってことは、Aが誰かに狙われてるってこと！？
でもAは無事に虹の守護者になれるはずじゃ…
リボ「獄寺の話によると、Aは俺たちと別れた後そのまま帰ってないみてーだ。
山本たちも集めてAを探すぞ！」
ツナ「ま、待ってよリボーン！
一体どういうことなんだ！？先に説明しろよ！」
リボ「…Aを虹の守護者もとい裏社会から追放する方針が決まった」
ツナ「えっ！？」
リボ「今回の襲撃をした敵が治療から目を覚まし、こう証言したらしい『自分はfloristの一員だ』と。」
ツナ「！…で、でもそれってAの名乗るfloristとは別なんだろ！？」
リボ「そんなの、Aのことを深く知らない幹部たちにわかると思うか？
誰だって同じ名称を名乗る人間がいればこう考える…こいつらは仲間なんだってな」
ツナ「…！！」
リボーンが山本たちを呼び、俺は玄関で靴を履いてからリボーンが肩に乗るのを待つ。
リボ「近くの公園へ行くぞ、そこで一度守護者たちに説明をする。」
ツナ「わ、分かった！」
走りながら、リボーンが説明する声に耳を傾ける。
リボ「虹の守護者は星野コウにほぼ決定。
Aは本来ならすぐにでも追放だが、9代目とXANXUSの助けがあり、『3日以内にAが犯人ではない証拠を探せば処分を取り消す』とされた。」
ツナ「は、犯人じゃない証拠！？
そんなの見つけられるの！？」
リボ「…自分が何もしていないことを証明するのは相当難しい。真犯人を探すしかないだろう。だが、幹部の指示でAを期限の3日の間拘束するそうだ。危険人物として俺たちから引き離すためにな」
ツナ「そんな…！」
リボ「だから急げ、ツナ。
Aを逃がすために知らせてくれた9代目のためにもだ」
ツナ「分かった！」
暗くなり行く夜道を俺はひたすら走り続ける。
輝きだした1番星に、Aの無事を心から祈りながら。
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らっく(プロフ) - 今日もたくさんの評価ありがとうございました！更新増やさせていただきました〜 (2019年3月17日 21時) (
レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - ラスクさん» コメントありがとうございます！ついにコウちゃんの正体が見え隠れしてきましたね〜果たしてミルフィオーレに何が起こっているのか、こうちゃんの目的はなんなのか。続きをどうぞお楽しみに！ (2019年3月17日 20時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
ラスク - こ、コウちゃん！？と口に出してしまいそう…それぐらい引き込まれました！続き楽しみにしてます (2019年3月17日 16時) (レス) id: e26ee02319 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 評価すごくうれしいです！ありがとうございます！お礼にたくさん更新しますので明日もお楽しみに！ (2019年3月16日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - さむらさん» ありがとうございます！ここから先は怒涛の展開ですのでお見逃しなく…ー (2019年3月16日 22時) (レス) id: b617ebd231 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年3月15日 14時
