由縁 ページ26
A「ダメよ、スパイダー。まだこの子には聞かなきゃいけないことがあるもの」
スパイダー「ふふっ。分かってますよ、A。冗談です」
悪戯っぽく笑むスパイダーの頬を小突いてみせる。
さて、と再びロゼの方へ振り向き
A「もう一度聞く。コンデンソーネ先代たちを事故死するよう仕向けたのは貴女？」
ロゼ「知らないって言ってるでしょ！？この変態！」
食い入るように顔を突き出す。
その瞬間。
ブチンッ
ロゼ「い゛……いぎぃぃぃぃぃぃぃぃ！」
更に言葉にならない絶叫をあげる。
それもそのはず。
A「ああほら。騒ぐから外れてしまった。うまく骨をつかんでいなかったみたいね。
外れた鉤爪からは肉片らしきものとともに血が滴っている。
A「しかし……
彼女の肩は肉が抉られ、骨が見えている状態。
普通の人間が見ようものなら吐き気を催すレベル。
A「なぜ女性に多く使われたか分かる？」
スパイダー「それは私が愉し……失敬。
そう言いながらスパイダーは彼女の胸の前で鉤爪を光らせる。
ロゼ「マジでやめてよ、テメェェェェェ！」
恐怖からかまたもやガタガタと暴れる。
それも無駄に終わるというのに。
A「……そうしてもなお、それでもなお自白を得られないその時は」
チラッとスパイダーに目配せをする。
真意に気付いたスパイダーはニヤリと笑い、鉤爪を移動させ、
ロゼ「……え」
A「両目両耳を貫いて天井まで引き上げる」
その言葉とともに鉤爪が彼女の目を、耳を貫く。
ボンゴレ「……！」
ロゼ「ツツツツナぁぁぁぁぁ！助けてよぉ！痛いよ、酷いよこんなの。止めさせてよぉぉぉぉ！」
金切り声に近い声で画面越しに助けを求める。
届かないと分かっていても手を伸ばし、みっともなく足掻く。
A「……いい姿ね」
思わず口角が上がる。
こんな趣味はないはずだが、何故か気分が高揚しているのを感じる。
ツナ「っ……！頼む、A！もう……もう止めてくれ！こんなの酷すぎる！そのままじゃロゼが死んでしまう！……やりすぎだ」
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アリス(プロフ) - 白金木さん» コメントありがとうございます。少しずつではありますが更新していくのでこれからも作者ともどもよろしくお願いいたします。 (2017年12月28日 19時) (
レス) id: f9384ae4c3 (このIDを非表示/違反報告)
白金木 - 続きを書いてくれてありがとうございます。ボンゴレvs コンデンソーネ、楽しみにしています (2017年12月28日 16時) (レス) id: 546503b9aa (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 見てくださってありがとうございます。モチベにも繋がるので良かったらコメントお願いいたします。 (2017年12月24日 19時) (レス) id: f9384ae4c3 (このIDを非表示/違反報告)
白金木 - この作品大好きです。完結寂しいです。よかったら続きを...... (2017年12月18日 17時) (レス) id: 546503b9aa (このIDを非表示/違反報告)
Lica - こんなに素敵な作品が作れるとか尊敬します！これからも頑張ってください！！ (2017年5月14日 12時) (レス) id: 4b1373d030 (このIDを非表示/違反報告)
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