執行開始 ページ25
A「さて、最初の質問よ。早く終わらせたいなら嘘をつかないことね」
スパイダーが現れた事で、全体に緊張感が漂う。
ロゼは怯えた目でスパイダーを見ている。
A「コンデンソーネ先代及び、貴女の両親を殺したのは貴女？」
ロゼの前方に立ち、見下すように問う。
ロゼ「わ、私…じゃない……」
小さく震えた声。
その言葉を聞いてスパイダーと二人ニヤリと笑う。
それが聞きたかった。
A「フフッ。そうね、殺したのは貴女じゃないわね。スパイダーが反応しないもの」
ﾁﾗｯとスパイダーを見る。
ツナ「A！今ので分かっただろ！ロゼは無実だと」
勝ち誇ったかのように立ち上がり、こちらを指差す。
A「まだ尋問は始まったばかりよ。それに沢田、ボンゴレ側の発言は禁止と言ったのはお忘れかしら？」
獄寺「なっ……てめぇ……」
物言いたげなボンゴレの面々をピシャリと切り捨てる。
これはほんの余興。
楽しいのはこれから。
A「だったら質問を変えましょうか。……コンデンソーネ先代及び両親を
ボンゴレ側「……！？」
どよめくボンゴレ側。
その質問をしたとたん、ロゼの顔色が変わる。
ロゼ「ち、ちが……私じゃな……！」
否定した上で弁明をしようとしたその時、
スパイダー「ダウト」
スパイダーの目が獲物をとらえたように光り、彼女の胴体から鋭い鉤爪のような物が左右2本ずつ、計4本はえる。
それはロゼの両肩を掴むように突き刺さった。
ロゼ「っぎ……嫌ぁぁぁぁぁ！」
ボンゴレ側「！！」
絶叫し、あまりの激痛に暴れるロゼ。
骨がバキバキと軋む音が部屋にこだまする。
しかし体は椅子に固定されており、なおかつ椅子は床へと固定されているため逃れられない。
A「『
ロゼ「か、肩肩！肩もげちゃうぅぅぅぅ！」
バタバタと暴れるもその行為が更に激痛を起こす。
スパイダー「それにしても……。やはり女性はいい。苦痛に歪む顔も美しい。願わくばこのまま磔にして飾っておきたいものだ……」
ロゼ「う……ぎ……」
恍惚とした表情でスパイダーはロゼの顔を覗きこむ。
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アリス(プロフ) - 白金木さん» コメントありがとうございます。少しずつではありますが更新していくのでこれからも作者ともどもよろしくお願いいたします。 (2017年12月28日 19時) (
レス) id: f9384ae4c3 (このIDを非表示/違反報告)
白金木 - 続きを書いてくれてありがとうございます。ボンゴレvs コンデンソーネ、楽しみにしています (2017年12月28日 16時) (レス) id: 546503b9aa (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 見てくださってありがとうございます。モチベにも繋がるので良かったらコメントお願いいたします。 (2017年12月24日 19時) (レス) id: f9384ae4c3 (このIDを非表示/違反報告)
白金木 - この作品大好きです。完結寂しいです。よかったら続きを...... (2017年12月18日 17時) (レス) id: 546503b9aa (このIDを非表示/違反報告)
Lica - こんなに素敵な作品が作れるとか尊敬します！これからも頑張ってください！！ (2017年5月14日 12時) (レス) id: 4b1373d030 (このIDを非表示/違反報告)
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