人生逆転ゲーム (ページ23)

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コンテニューページ23

夢主side

時は過ぎ、卒業式。
大学に入学。卒業。私は荒木先輩が居る県に就職した。荒木先輩はもう大学を卒業して社会人として働いている。
荒木先輩はほんとに一流企業に務めてる。

24歳の荒木先輩と21の私。婚約してます。

とっても大切な報告があるから荒木先輩の家にお邪魔してます

荒木『どうしたの？Aちゃん？』

スーツ姿の荒木先輩はとてもカッコイイです。

『とても大切なお話があります！』

荒木『ん？なに？』

『新しい命です。』

荒木『……え？ほんとに？』

『ほんとです
荒木先輩と私の』

荒木『ほんと！！俺とAちゃんの？！
え？めっちゃ嬉しい！！』

『安心しましたwちょっと嫌がられないかなぁって』

荒木『そんなことあるわけないじゃん。
ありがとうAちゃん、
2人で大切に育てよ？』

『はい』

荒木『そうだ。俺からも言いたいことがあるんだ。
もう一緒に住みませんか？』

先輩はそう言って私に1枚の紙を見せてくれた

荒木『土地を買って俺とAの家を建てませんか？』

『……ほんとに言ってますか？』

荒木『えぇ。大真面目ですよ？』

『ほんとに？』

荒木『ほんとにw』

『……嬉しいです。
絶対今どこの誰よりも幸せです！』

荒木『これからもずっとどこの誰よりも幸せにするよ。』

荒木先輩はぎゅーーとハグをしてくれて。
顔を手で包み込んで
優しくキスをしてくれた。

未だに全然慣れないし心臓もバックバクだけど。幸せなんだって感じる。

『私、荒木先輩に出会って、剣道部のみんなに会って人生変わりました。
大逆転です。今まで私の事をいじめてきた人とか笑ってきた人とかより絶対幸せなんですもん。
素敵な人もいて仕事もできて好きな人との子どももできて……ほんとに幸せ。』

荒木『俺も幸せだよ。』

あぁ……幸せだな。
荒木先輩に出会えてほんっとによかった。

今は幸せすぎるかもしれないけど今はまだこの先もずっとこの幸せに浸かっていたいな。

荒木先輩はもう一度嬉しくて泣いてる私にキスをした。
そして涙をすくってくれた。いつも涙を拭き取ってくれるその手は大きくてゴツゴツしてて…とても暖かい手。

子どもが産まれてきたら高校時代の荒木先輩の事をたっくさん話してあげよ。