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せんうら 日曜日 うさぎ。 ページ36

「ん...」

薄く目を開けるとカーテンの隙間を抜けて太陽の光が降り注ぐ。
今日は晴天だ。

僕の隣で寝ているうらたんを起こす。

「うらたん...」

ゆさゆさと体を揺らすが起きる気配はない。
しょうがないから起こすのは後にして、朝ごはんを作りに行く。

卵焼きはうらたんが好きな甘いやつ。
お味噌汁は野菜をたっぷり入れて。
我ながら美味しそうな朝食ができたと思う。

よし、うらたんを起こしに行こう。


「うらたん...もう朝やでおき?」

薄く目を開くうらたん。

「せ...ら......?ぎゅーは?」

毎朝こうだ。うらたんは僕とぎゅーしてからじゃないと起きれない。
いい加減その癖を直してほしいものだが、可愛いから何も言わない。

うらたんが満足するまでぎゅーをしてから、リビングに向かう。

「いただきます」

2人で一緒にいただきますをして、朝食を食べる。
今日は卵焼きが上手くできた。
うらたんも美味しそうに食べている。

こんな日々がずっと続けばいいなと、うらたんと付き合ってから思うことが多くなった。
一緒の思い出をたくさん作って、笑いあっていきたい。

そんなことを考えていれば、もう食べ終わって、今日は何をしようかと考える。

「センラ、今日は何する?」

休みですることがないのかうらたんが聞いてくる。

「ん〜、そうやなぁ...久しぶりにショッピングでも行く?」

そう言うと、嬉しそうに頷いた。


今日することが決まると、すぐ準備に取り掛かる。
うらたんの準備が終わるまで最近構ってあげられなかったから、服でも買ってあげようかなと考える。

2人とも準備が終わった。僕の車で駅前のショッピングモールまで行く。
流石休日。人が多くて、駐車場がほとんど埋まっていた。
でも、人が多いことを口実にうらたんと手が繋げた。
指を絡めて、恋人繋ぎ。
うらたんは少しびっくりして離そうとしたけど、ぎゅっと強く握る。
離れることがないように。

それから、うらたんに服をプレゼントして、アイスを食べて。
理想的なデートといったところか。
でも、こんな風にうらたんと出かけられることが嬉しい。


たまにはこんな休日もいいよね。

作者から→←せんさか 察しがいい うさぎ。



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Liar.@天性の変態(プロフ) - 眠猫さん» 了解です!シチュエーションの希望はありますか? (2020年9月25日 16時) (レス) id: 944e081d1c (このIDを非表示/違反報告)
眠猫(プロフ) - まふ(受)キヨ(攻)って行けますかね? (2020年8月27日 0時) (レス) id: 290d396106 (このIDを非表示/違反報告)
雪の飴(プロフ) - 小森ワールド@綺羅さん» ちなみにシチュエーションの希望とかありますか? (2020年4月14日 2時) (レス) id: de84b9fca4 (このIDを非表示/違反報告)
雪の飴(プロフ) - 小森ワールド@綺羅さん» 了解です! (2020年4月5日 22時) (レス) id: de84b9fca4 (このIDを非表示/違反報告)
小森ワールド@綺羅 - キヨ(攻)さかたん(受)でお願いします! (2020年4月4日 23時) (レス) id: bd82defe4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪の飴 x他1人 | 作成日時:2018年12月20日 19時

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