【刀剣乱舞】呼ばれて 目覚めて 俺刀剣【成り代わり】

干し芋が14 ページ15

石切丸の とてもタメになる良いお話しを長々と聞かされ疲れがピークに達し俺は眠ってしまった


夢の中でさまよい 辿りついたのはやはり俺の家

『我が家だ！ようやく帰ってきたぞ！』

我が家とは あの空間のことだ
たどり着くまで少し時間がかかったな…

｢お久しぶりです｣

『一期一振 無事そうだな…交代か？？』

｢…いえ…まだ癒えません…｣

『無理はしない方がいいもんな！待つさ…それで 弟とは？』

一期は悲しそうに目を伏せ ポツポツっと話してくれる

｢…私…いえ 貴方が目を覚ました時 居なかったんですよね｣

『あぁ』

｢本当は居るはずだったんです…｣

居るはずだった？

｢はっきりと言っておきますが 私の居るはずの本丸はホワイトです｣

『まじで？』

｢貴方の本丸は元々ブラックの様ですね ここから見えるようになってる｣

『そうなんだよ まぁ今じゃとてもいい仲間だ』

｢…｣

『んで話を戻すが なんで弟が居なかったんだ』

｢検非違使ですよ 重症者居る時に悪いタイミングで現れて…本当に情けない話 仲間を守ろうとして守られ…こうやって生きている そのうえ貴方にも迷惑をかけて｣

『気にすんなって』

力無く一期は笑うと ありがとう っと言った

｢色々と言いたいことは沢山あるんですが まず伝えなければならない事があります｣

『なんだ？』

｢貴方の本丸…大変な状態になっているようです｣

『なんだって！』

俺は本丸をのぞき見てみる が 至って普通だった

｢なんとも 政府の方々によりますと…この本丸は取り壊しに｣

『はい？？』

｢審神者は昏睡状態…新しい審神者に変えねばならないのに 話を聞かない刀剣男士…そして呪われた本丸という噂…貴方であろう審神者が3日以内に目を覚まさなければ この本丸は刀剣男士…そして貴方ごと 潰されるようです｣

『皆 3が大好きか』

｢そして今日で四日目になります｣

『はいぃっ？？！』

｢今日の朝 政府の方が来るようで…｣

『まてまて！なんだって？！ということは俺も本丸の下敷きに？！』

｢はい 私の身体のことは気にせず元の体にお戻りください｣

『それが出来たら 俺ここにいない』

｢と言いますと…戻れないのですかな？｣

『ビンゴ！一期一振 俺の身体に入れる？』

｢貴方が戻れないのに 私が入れるとは思いませんが｣

やってみますっと 俺の体に手を突っ込みスルリと中に入る
パチっと俺の目が開いた

｢入れたようです｣

『あれれ』

無理だろうと思ってたのに

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