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始まりはありきたりなそれだ。
朝起きて、ご飯食べて、支度して。
そうしてさて今日は何しようかなーなんてなんとなく地面を掘っていた時にあったのが、
人型の宝石との邂逅だった。
「う、わ…なにこれ。宝石…いや、うん。宝石。だよね？」
埋まっていたのは薄荷色の宝石だった。見たことのなかったその形状に恐る恐ると両手を伸ばして拾い上げれば、それは宝石の硬さを持ちながら軟らかに手足が揺れる。
まるで宝石が人になったかのようだ、というのが率直な感想だった。20cm程の人形といったところか…言い得て妙か、人形が服を着るように宝石も衣服を身に纏っている。
「……とり、あえず…持って帰る、か？」
近辺も掘ったけれど他は特に見当たらず、一先ずは連れて帰ることにしようと立ち上がる。
家に連れ帰って土が着いたそれを拭ってやろうと座布団に寝かせて柔らかい布を手にしたとき、横たわるそれが、確実に…身動ぎをした。執筆状態：更新停止中
始まりはありきたりなそれだ。朝起きて、ご飯食べて、支度して。
そうしてさて今日は何しようかなーなんてなんとなく地面を掘っていた時にあったのが、
人型の宝石との邂逅だった。
「う、わ…なにこれ。宝石…いや、うん。宝石。だよね？」
埋まっていたのは薄荷色の宝石だった。見たことのなかったその形状に恐る恐ると両手を伸ばして拾い上げれば、それは宝石の硬さを持ちながら軟らかに手足が揺れる。
まるで宝石が人になったかのようだ、というのが率直な感想だった。20cm程の人形といったところか…言い得て妙か、人形が服を着るように宝石も衣服を身に纏っている。
「……とり、あえず…持って帰る、か？」
近辺も掘ったけれど他は特に見当たらず、一先ずは連れて帰ることにしようと立ち上がる。
家に連れ帰って土が着いたそれを拭ってやろうと座布団に寝かせて柔らかい布を手にしたとき、横たわるそれが、確実に…身動ぎをした。執筆状態：更新停止中
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ブルーゴールドストーン - すごい好きなので続きずっっっっっと待ってますね (2017年12月7日 2時) (
レス) id: ae3597209e (このIDを非表示/違反報告)
月猫 - めっちゃ面白いです！シンシャやボルツがツンツンしてないのがとても好きです！更新楽しみにしてます！ (2017年12月4日 19時) (レス) id: 83d99a2662 (このIDを非表示/違反報告)
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