ヤグルマの森 ページ23
「やあ アロエねえさん
なにか いいカセキはみつかったかい？」
緩慢な動作でやってきたのは金髪の見知らぬ青年。
「アーティ！きいておくれよ！大切な展示品を持って行かれてさ！」
「そりゃあなんと」
事情を詳しく説明するアロエさん。
「アーティ、アンタはAとヤグルマの森を探しておくれよ！･･･じゃ 頼んだよ！」
アロエさんは走っていった。そしてアーティさんは私に目を向ける。
「キミ･･･Aさんだっけ？じゃあ行こうか、ドロボウ退治とやらにさ」
〜〜
「確かにここに逃げられるとやっかいかもね」
ヤグルマの森へと駆けつけた私達は、2つの分かれ道で立ち止まる。
左は木々が生い茂り鬱蒼としている。かといえば右は整備された一本道。
「あのね、ヤグルマの森を抜けるには２通りあるんだ」
危機的状況にしてなおのんびりとした歩幅のアーティさん。絶対的な自信があるとでもいうように変わらない声色で話をする。
「ボクはこのまままっすぐ進みあいつらを追いかけるよ。Aさんはこっち」
暗い道を指さして綺麗な顔で微笑む。
………………いや待てと。わたし年下、女性。それ以前に初対面。レディーファーストという言葉をご存知であろうか。こんな暗がりに女子を転がして行くのか。
それとも、何か私を確かめようとしている？
ちょっと待ってください、そう言う前にアーティさんは巻き返してくる。
「基本一本道だから迷うことはないよ･･･きっと。じゃあよろしくね」
ひどぅい。
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はおはお(プロフ) - 第五世代からポケモン始めた民なのですごく嬉しいです(>_<)更新頑張ってください！ (2017年10月21日 18時) (
レス) id: 17860e1883 (このIDを非表示/違反報告)
玲美(プロフ) - 久しぶりに、笑ったよｗｗｗ暫く、笑いが止まんなかった（笑）面白かったから・・・更新、頑張ってね！← (2017年8月26日 21時) (レス) id: 94d50e8693 (このIDを非表示/違反報告)
凜華(プロフ) - 凄く面白いです！！更新楽しみにしてます！頑張って下さい。 (2016年12月10日 22時) (レス) id: dad73132cb (このIDを非表示/違反報告)
Soul - 頑張ってください！ (2016年8月18日 14時) (レス) id: b52c6c4105 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜（女） - 頑張れです (2016年1月5日 22時) (レス) id: 2bf8696fce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一文字 | 作者ホームページ：
作成日時：2014年10月5日 22時
