シッポウシティ 3 ページ21
絶賛博物館を見学中である。
人生初の博物館であるフタチマルは入館前に唐突に入れられたボールの中でギャン暴れしている。駄々こねんな。どうやらだいぶ楽しみだったらしい。残念ながら公共施設はポケモンつれ歩き禁止だから。
「これなんですか？」
「ああ、こちらはただのふるいいしです。砂漠付近で見つかったのですが、ただ価値がなさそうなものでして。キレイですので展示しております」
「へ、へえ」
この学芸員さん、適当かよ。
確かに特徴のない石だ。手のひら台の大きさである。･･･琥珀色の輝きを持つそれは、なんとも言いがたいような、何か吸い寄せるような美しさを持っていた。
「･･･綺麗ですね」
「気に入っていただき光栄です」
学芸員さんはメガネを光らせた。
〜〜
「見るもん見尽くしたし、次はジムよフタチマル」
「ふた〜」
「とりあえず鍛練はしたしレベルは問題ないと思うんだけど、ジムリまでノンブレスっていったら怒る？」
フタチマルはニヒルに笑った。こいつの余裕ぶっこいてる時の癖だ。
「問題ない？･･･一気にシメるよ」
Aの悪びもしない微笑みといったら。このトレーナーにしてこのポケモンあり。
〜〜
ようやくすべてのトレーナーをなぎ倒し、本棚のしたから現れた階段に足を伸ばす。
恐る恐る降りる。見回すかぎり本だらけの部屋の中心には、人影。褐肌の女の人が待ち構えていた。
「いらっしゃい！シッポウ博物館の館長にしてシッポウジムのジムリーダー、アロエだよ！さて挑戦者さん、どんな戦い方をするのかしかと研究させてもらうよ！」
いざ、尋常に勝負。
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はおはお(プロフ) - 第五世代からポケモン始めた民なのですごく嬉しいです(>_<)更新頑張ってください！ (2017年10月21日 18時) (
レス) id: 17860e1883 (このIDを非表示/違反報告)
玲美(プロフ) - 久しぶりに、笑ったよｗｗｗ暫く、笑いが止まんなかった（笑）面白かったから・・・更新、頑張ってね！← (2017年8月26日 21時) (レス) id: 94d50e8693 (このIDを非表示/違反報告)
凜華(プロフ) - 凄く面白いです！！更新楽しみにしてます！頑張って下さい。 (2016年12月10日 22時) (レス) id: dad73132cb (このIDを非表示/違反報告)
Soul - 頑張ってください！ (2016年8月18日 14時) (レス) id: b52c6c4105 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜（女） - 頑張れです (2016年1月5日 22時) (レス) id: 2bf8696fce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一文字 | 作者ホームページ：
作成日時：2014年10月5日 22時
