プロローグ ページ1
夜空に月が輝いている。
あたりには人気がなく、数匹のセミたちの鳴き声しかしない。
とある倉庫では、なにやら怪しげな取引が行われていた。
「……どうぞ、これが例のモノです」
男が銀色のアタッシュケースを差し出す。
「たしかに受け取った。
……おい、アレを取ってこい」
「わかりました」
部下と思われる男が、小走りで荷物を取りに向かった。
ガッシャーンッ!!
ガラスの割れるような音が、倉庫中に響きわたる。
音のした方を見ると、鉄柱が壁を貫通し、大きな穴が開いていた。
「なっ、なんだ!?」
「おい、アイツら誰だよっ!!」
全員の視線が、ひとつの方向に向いた。
「あれ?やりすぎたかも」
「かもじゃない。やりすぎだ」
「みんな、びっくりしてるよ!」
「……やりすぎ」
そこには、四人の少年・少女がいた。
「ボッ、ボス。アイツらって……!」
一人の部下が指をさしながら、顎が外れそうなくらい口を開けている。
「アイツら、“闇の裁判官”ですっ!!」
その言葉を待っていたかのように、四人はニヤリと笑う
「「ただ今より、裁判を開始する!!」」」
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作者名:秋夢紫夕 | 作成日時:2012年9月10日 0時