頼みごと ページ50
一応と、入れたクラスのチャットのグループが役に立つとは今日この時まで思いもしなかった。
轟は思い当たる節があって、緑谷を雄英付近のコンビニに呼び出した。
息を荒げながら緑谷、そして爆豪が走ってくる。
そういえば幼馴染だと聞いている。
必然的に姉の方の幼馴染でもあるというわけだ。
緑「轟くん！！ごめんね、こんな時間にわざわざ来てくれるなんて、」
爆豪はチッと舌打ちをしている。
こんな状況でいつも以上に機嫌が悪い。
爆「サッサと用件を言いやがれ！舐めプ野郎！」
緑谷がちょっと！と膝で小突くのを御構い無しに詰め寄ってくる。
轟「あぁ、アイツは俺と親父の関係を知っていた。
親父はメディアにプライベートを晒さない主義
だ。あと緑谷、」
アイツの本当の個性はなんだ？
轟はUSJ襲撃の出来事を話した。
オールマイトと激戦を繰り広げた化け物。
脳無。
あれと全く同じタイプのものが一澄と轟を襲ってきたのだという。
轟「アイツがいなけりゃ、俺は今頃死んでた。
感謝はしてるが疑問はある。
あの化け物を相手にしてアイツは傷一つ無しに
何もなかったように帰ってきた。
とても引力系の個性が成せる技じゃないだろ？」
言う通りだ。
緑谷は意を決して轟に言葉をかける。
緑「ごめん。詳しくは話せない。
というか、僕もよく分からないんだ。
一つ言えるのは姉さんは複数の個性を操ること
ができる。」
爆「んで、お前はこのことからこう推理したわけだな。」
爆豪が寡黙を破って口を開いた。緑谷が驚く。
爆「メディアにも晒されていない情報を知っている。 強力な個性。」
轟「そう、アイツが裏でそれなりに顔のきく
可能性があるって事だ。」
緑谷はピクッと反応した。
そう、姉は夜遊びがひどい。
だから、そっち方向の知り合いがいてもおかしくない。
轟「アイツがアッサリ連れ去られるとは思えねぇ。
だとしたら故意に自分で失踪したって考えるの
が普通だろ。」
それこそ、そういうタイプの知り合いを頼ってな。
轟「アイツは俺の恩人である緑谷、お前の姉であ
り、俺の命の恩人でもある。
俺はアイツの事を正直気味悪いとは思うが、
敵に堕ちるほどの馬鹿とは思いたくねぇ。
頼む。」
アイツを救う、手助けをさせて欲しい。
〜続編へ〜
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革ベルト
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かむかむ(プロフ) - 充希さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月8日 21時) (
レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
充希 - エンデヴァーがエンデバーになってますよ！この作品が好きなので、更新頑張って下さい！ (2019年3月8日 13時) (レス) id: 1c94acc086 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - 5000ヒットありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月6日 23時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - 4000ヒットありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月4日 23時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - ありがとうこざいます！！凄い嬉しいです！テスト期間で中々更新できなかったのでこれから沢山更新していきます！応援ありがとうございます！ (2019年2月28日 19時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かむかむ | 作成日時：2018年11月21日 23時
