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大切な人 ページ19

Aside


チャプン…



クロ「……////」

A「ほぁ〜。」




ただいまクロームちゃんと並盛の湯で入浴中。

って言っても、さっきたまたま会っただけなんだけどねぇ。

温泉ってどんなのなのかなーと思って来てみれば、
何故かクロームちゃんがいて、話しかけたら一緒に入る流れになってた。




A「ね、クロームちゃん。」

クロ「…?」

A「まさかと思うけど、こんな時に骸クン出てこないよね?」




不謹慎かもしれないけど、気になるものは仕方がない。

骸クンが変態だったら嫌だし。




クロ「……うん。今までなかったから、大丈夫だと…思う。
…ぁ…でもAが目の前にいたら…断言は…できないかも…。」


A「曖昧なんだねぇ。そこは断言してほしかったかなぁ。」





ビックリだよ。全くもう。

僕が目の前にいたら骸クンが出てくるかもしれないって何…?


…あ、でも裸は一回見られてるか。精神世界みたいなとこで。(貴方に微笑む.参照)

僕とは分からなかったはずだけど。





クロ「……//////」

A「…ん?クロームちゃ……って、のぼせてない?大丈夫?」

クロ「…ごめん…そう、みたい…。」




その言葉の直後、華奢で白い体を横抱きし、浴槽から出した。

そのまま脱衣場へgo。


あ、のぼせた時の対処法なんて知らないんですけど…どうしよう…!




A「ち、ちょっとお水もらってくるね。座ってて!」

クロ「…あり、がとう…。」




木製のベンチに座っててもらい、とりあえず無料の備え付けてある水をカップに注いだ。

ついでにおでこに当てられるような冷たい缶ジュースも自販機で買っておいた。


その間、わずか30秒。←




A「ハァ…ハァ…クローム、ちゃん。」

クロ「!A…早い……ありがとう…。」

A「熱中症の、時に、する事と、似たような、ものかと、思った…から、それ、買った。」




切れ切れに話す僕の言葉を聞き取ってくれたようで、コクコクと頷いてくれているクロームちゃん。

渡した缶ジュースを嬉しそうに頬へ当てていた。



「ん?おやアンタ…。」

A「ん?」

クロ「あ…。」




見知らぬオバチャンが僕達に……正確にはクロームちゃんに話しかけてきた。

クロームちゃんの、知り合いなのかな?

大切な人.2→←ホントの気持ち.8


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桜歌(プロフ) - 本編で予告していたとおり、新しく番外編追加しました〜〜。ちなみに更新したつもりで出来てませんでしたね…ゴメンナサイ (2018年9月26日 23時) (レス) id: ba9312f4a4 (このIDを非表示/違反報告)
桜歌 - ゆうさん» えっと…こんな感じにしてみました!いかがだったでしょうか?短編とかあんまり書かないんで、不満とかあったら言ってください (2017年4月1日 22時) (レス) id: 64520691b8 (このIDを非表示/違反報告)
桜歌 - ゆうさん» ありがとうございます!骸のお話ですね。わかりました。何とか試行錯誤してやってみます! (2017年3月31日 22時) (レス) id: 64520691b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - はじめまして!とても面白いです!骸のお話とかって書けますか? (2017年3月31日 21時) (レス) id: 53ac7d2e58 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜歌 | 作成日時:2017年3月30日 10時

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