双葉の魔導書持ちは暴牛の最強少女！ ページ2

ノゼルさんと3 ページ8

｢ご苦労様です！Aさん！ノゼル様！｣

午後になって、装飾品を取りに来た側近の人に装飾品を受け渡した

居なくなっていたノゼルさんも戻ってきて2人で受け渡したから問題は起きてない・・・ハズ

やっと任務が終わる・・・嬉しいような、モヤモヤしてるような・・・

こういう時はヤケ食いでもしてからラックに喧嘩でもふっかけよっかな・・・

なんて考えてたから気付かなかった

｢Aッ！｣

滅多に大声を出さないノゼルさんの大声に一瞬何が起きたか分からなくなり、辺りを見回して
みると攻撃を受けて負傷した側近の人に魔導書を開いているノゼルさん

そして少し離れた所にケースを持ち、逃げようとする男が１人

『追います！』

不覚だ・・・任務中に集中力を切らしてしまった・・・相手は強化魔法を使っている

《模倣雷創成魔法 雷神の長靴》

でも、速さ比べならラックの魔法の方が上手だ

『さぁ、ケースを渡して貰うわよ』

男の前にまわりこんで、退路を断って逃がさない

｢うるせぇ！｣

男がヤケになって放った魔法の迅雷の崩玉で打ち消す

『無駄な足掻きはしない方が良いよ、私を倒したとしてもこの任務には団長さんも就いてるからね。まぁ、倒されるつもりは全くないけど』

｢うっせー！こっちも捕まる気はねぇんだよガキが！｣

『あ？』

｢ガキのくせして大人に歯向かうんじゃねぇよ
チビ！｣

『・・・・・・チビって言うんじゃねぇよ
足削って私と同じくらいの身長にしてやろうか？』

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