【あんスタ】なんで診察中に私を触ろうとするかな。【病院パロ(?)】リク受付停止中

患者:神崎颯馬　紫苑様リク ページ20

▽ 神崎颯馬の場合 病状:切り傷



「ふ、あぁぁ...終わったぁ...」


そうして仕事を終わらせ一眠りしようかと思ったとき、

廊下から何かがパタタッと滴り落ちる音がした


「...?真っ昼間からホラーとか止めてよね...」


何を隠そう私はホラーが大嫌いなのだ

青○とか生理的に無理


「先生...先生......」


「無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理」


ガラッ!!


「花家先生!!」


「無理無理無理!!!...って神崎君...?」


音の正体は手元を押さえた神崎君だった


「さっきから何かを怖がられていた様ですが...どうされました?」


「あ、いや何でもない...それよりその手、どうしたよ」


「実は調理中に我の不注意で包丁で手元を切ってしまい...切腹したい所を我慢しここまでやって来ました」


「傷口、見せて貰える？」


見せて貰った傷口は少し深く血も止まりきってはいなかった


「そしたら、清潔なガーゼで傷口押さえて...」


手当て中は痛むのか顔をしかめるけれど直ぐに元に戻すのを繰り返していた


「...はい、終わったよ。ただ暫くは手は心臓より高い位置にね。五分位経ったら声かけて」


そう言って私は書類立ち入りましたをクリップでまとめる

そのときチリッと小さな痛みが走り、見ると人差し指の先が切れていた


「やっちゃった...」


「花家先生、どうされましたか?」


「ううん、ただ指切っちゃっただけだから」


そう言うと神崎君が近付いて来て切れた指の方の手を持ち、そのまま口元へ持っていった

神崎君の口内と舌の熱が指先から伝わる

指を軽く吸われる感覚がくすぐったい


「!!?か、神崎君!!?」


神崎君は指を口から離し一舐めしてからこう言った


「我は今片手が塞がっております故、この様な事しか出来ませぬが...

お礼です」


少しはにかんだ彼と暫し視線が絡み合い___



処方:傷口処理

※武士だからと言って油断しない事


△


マジの方向で口調が分からない今日この頃

紫苑様、リクありがとうございました!

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