第11話〜厳しい言葉〜 ページ13
新入生が集まった所には
3年生らしき女子が2人いて
その威厳に新入生のほとんどが怯む。
「女子サッカー部の見学会へようこそ。
私は女子サッカー部のキャプテンをしている、
「女子サッカー部副キャプテン
高石
さて、まずは実際に練習に参加してもらうから
経験者と初心者で分かれてください。
そして経験者はキャプテンの方へ
初心者は私の方へ来てください。」
咲美と琴はキャプテンである氷野の所へ行き
次の指示を待つ。
経験者は新入生の1/3しかいなく
しかもどこか黒い感情が見え咲美は小さく溜息を吐いた。
「これで全員かな？
では、この中でここの入部を決めている人たちにここで1つ忠告があります。」
そして氷野からの言葉に
新入生たちは？を浮かべ彼女を見る。
氷野は真剣な顔つきで新入生たちの目を見て
口を開いた。
「ここは全国優勝を全力で目指しているから
練習が酷なの。
練習する日も時間も多いわ。
だから、自分の時間が欲しいだとか
そういう人たちはここには入部しない方がいい。」
氷野の口から出た厳しい言葉。
経験者の中でその言葉に不満気に顔を顰める人がおり、その中の数人が立ち去った。
結局、経験者が残ったのは
咲美と琴を含めた5人だけであり
氷野は目を瞑るも指示を出すために口を開いた。
「(5人か……結構減っちゃったな……)
さて、ここからは5人でパス回しをしてみよう。
ただ最初だけは
みんなの名前を知りたいから
ボールを私の所に返しながら名前を言ってね。
じゃあまずは……あなたから。」
そうして氷野が最初のボールを渡したのは
如何にもお嬢様、的な綺麗な女子であり
その女子は口角を上げボールを受け止め
氷野へボールを蹴り返した。
「八神
「蓮ちゃんね、よろしく！
次！」
次に来たのは咲美であり
彼女はそれをダイレクトで返し
口を開いた。
「！」
「彪狼咲美です。
以後、お見知りおきを。」
「咲美ちゃん……
(私のパスをいとも簡単に
しかもダイレクトで返すなんて……
凄い子が入って来るかもしれないわね。)
次！」
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スート(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます…！私自身も早く先に進みたいと思っているのですが時間が中々…（言い訳←）なるべく更新速度を速めるように心掛けるので応援お願いしますっ！長文失礼しましたっ！ (2018年10月1日 17時) (
レス) id: d298db6a77 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - この作品を楽しみに読んでいます。 出来れば以前のように更新速度を上げていただけると嬉しいです。これからも更新頑張ってください (2018年10月1日 14時) (レス) id: d1edd8cd31 (このIDを非表示/違反報告)
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