【おそ松さん】これから六つ子を落とします【学生松】

fake love ~fourteen~ ページ15

Noside



カフェに入り一息つくと、Aは深く深くため息をついた。そんな彼女の姿にカラ松は違和感を感じた。



か「どうしたんだ?さっきから様子が変だが...」



いつもならため息などつかないのに、今日はなんだかぎこちない。



「えっ?」


か「あ、いや...なんかいつもと様子が違うなと思って...気分悪いのか?」



カラ松は自分の手をAの額に当てた。それに驚いた彼女は咄嗟に彼の手を振り払った。突然の出来事にどちらも目を丸くした。



か「あ...すまない。冷たかったよな」


「う、ううん...ごめん。ちょっとビックリしちゃって」



苦笑いをする彼女を見てカラ松はまた違和感を覚えた。もしかして動揺でもしているのだろうかと。


しかし、今までたくさんの男と遊んできた彼女がこれくらいのことで動揺するなんて考えられない。



か「もし調子が悪いなら、家に帰るか?」



やはり体調不良ではないのかとおもいカラ松は彼女を心配した。



「ううん!違う、違うの....ちょっと緊張しちゃってるの...」


か「緊張...?」

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