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それは他の皆もそうだったらしく、全員の点数と順位があがっていた。
順位に至っては上から総取り、むしろ1位と2位の同率ばっかり
前世の記憶チート…。
『で、それに何の関係が？』
「生徒会越えて1位取ったんやで」
『うん』
「絶対生徒会入りさせるからな」
隈が出来てるせいでいつもより目つきの悪いトントンの瞳がギラっと光ったような気がして息を飲む。
書類に追い込まれてる豚さんがいるぞ誰か助けてやってよ
『わ、私なんかが生徒会とか恐れ多…』
「元幹部が何言ってんねん」
それは言わないお約束でしょう、ゾムさんや！
後ろから抱きついてきたゾムの腕をぺしっと叩くも、ニヤニヤとした笑みを崩さない。
「ほら、トントン手伝ってあげーや？」
『君たちがちゃんと書類やればあぁはならないのでは？』
「あ、俺用事あるから先帰るわ！じゃあな！」
手のひらくるくるかよ。
ゾムが出ていった後、シャオロンとコネシマ、大先生もこそっと出ていったところを見ると奴らは今世もサボり魔のようだ。
『はぁ、とりあえず生徒会の返事は保留で』
「何でだ！？」
『トントンの書類片付けるの優先だからだよ！！』
意識飛びそうになっているのか、書面の文字はもはや文字とは言えない線が引いてある。
さらさらと彼の頭を撫でると一瞬で落ちる。
すぅすぅと規則正しい寝息。
すかさずエミさんがトントンの背にブランケットを掛けた。
『さて、手伝える人は手伝って。さっさと終わらさせて帰ろう。
あ、総統様はもちろんやりますよね？私を幹部に入れたいならそれ相応の誠意を見せないと』
少しおどけて前世と同じセリフを言うと、複雑そうな顔をしたグルさんは、仕方ないとでも言いたげな顔をして席に戻った。
その顔、前世と一緒ですよ。
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かっぱまき(プロフ) - スノウさん» ありがとうございます！！なるべく早く更新出来るように頑張ります！！ (2020年4月8日 0時) (
レス) id: fb765f023c (このIDを非表示/違反報告)
かっぱまき(プロフ) - 白い風船さん» うおおお、ありがとうございます！！頑張りますね！！！ (2020年4月8日 0時) (レス) id: fb765f023c (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - 了解です！更新楽しみにしてます！ (2020年4月8日 0時) (レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
白い風船 - コメ失礼します！前作読んで、この作品も読んだんですけどとてもお話を書くのが上手で飽きずに最初から最後まで読むことができました！この作品も好きですよ！更新頑張ってください！長文失礼しました (2020年4月3日 21時) (レス) id: efb5554960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱまき
| 作成日時：2020年3月27日 11時
