【学パロ】パーソナルスペースが近い彼ら【wrwrd】

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ホントに全員揃っている。
それが嬉しくて涙ぐんでいると突然視界が真っ暗になった。
どうやら誰かに抱きしめられているらしい……

顔を上げると私と同じように涙ぐむ大先生だった。


「Aちゃん、今世は皆でずっと一緒にいようや？」

『…うん！』


笑って頷くとガタガタと音をたてながら席を立ち全員が私の周りに寄ってくる。


「大先生ずるいわぁ！俺もぎゅーってする！！」


そう言って飛びついくるのはゾム。
重い！！


「思い出すならもう少し早く思い出したかったゾ」

「そうやな、俺らはあと1年しか学校に居られへんから」

グルさんとエミさんは深刻そうに眉間にシワを寄せるから「1年でたくさん楽しいことしよう」と言うと2人ともふふっも笑ってくれた。


「ふーーーーん！！俺たちは2年だから一緒や！！プロ結果！！」

「俺は一緒のクラスやしなぁーー！！！」

「コネシマさんもロボロさんもうるさい。鼓膜逝く」


「「何やと！？チーノ！！！」」



『ふはっ』


私が笑うと全員がこっちを見る。


『またよろしくね』


返事の変わりに優しい笑顔が返ってきた。

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