《銀魂》紅の鬼灯 3

58.跳躍 ページ10

ー土方サイドー


俺は周辺に積まれている箱やコンテナを台に、上へ、上へと登り、


出来るだけ高い、荷造り用であろうクレーンの上に移動した。



此処まで近づければ、船との距離は5〜6メートル程。高さもどうにかなりそうだ。




近藤「トシ！？


まさかお前......っ！」



土方「..........跳ぶ！！」





クレーンの端に立ち、強く跳躍した。


下は言わずとも海。落ちれば無事では済まされない。



何とか船底には届き、腰に差していた刀を船に刺し、固定した。


それを足掛かりに、甲板に上る。


その為、手中には刀の鞘しか残らなかったが、まぁ、どうにかなるだろう。



土方「よし、後は......アイツを探して...」



意外な事に、甲板には誰一人として居なかった。


戦闘を避けられるに越した事はないから、助かったか。



近藤「トシイィィィィィィイイ！！」



近藤さんが叫び、此方に何かを投げてきた。


受け取ると、其れは近藤さん御愛用の刀だった。



近藤「その刀、お前に預ける！！

折るなり何なり好きにしてして来い！



Aを頼むぞおぉぉぉお！！」



俺が刀を失った事に気付いたらしい。近藤さんらしい気遣いだった。



土方「近藤さん......


ありがとよおぉぉぉおおお！！」





俺はそう叫び返し、船内へと足を進めた。


_______________________________


こんにちは！いや、こんばんは？

作者の藍鳥です！


更新止まっててすみませんでしたあぁぁあ！！


この冬実は大学受験で占いツクール自体を開けず......


メッセージくれた方、更新待ってくれてた方、本当に申し訳ないです。


受験は何とか乗り切ったので、更新再開したいと思います！


とはいえ、更新速度は余り期待しないでくださいorz

59. 船内→←57.港

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す