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72.認可 ページ26

ー貴方sideー



言ってしまった。



“土方十四郎が好き”



私の本当の気持ち。



後悔はない。




だが、「好きだ」と言い切った後、どこか気恥ずかしくて顔を上げられずにいた。




土方「A。


本当なのか?」



貴「私が土方さんに嘘なんてついた事ありました?


まぁ、イタズラは沢山しましたけど。」



土方「いや、だが...


まさか......」



未だ戸惑い気味の土方さん。


...分からなくもないけど。


ちょっとだけ行き過ぎたイタズラもしたし、ワザと困らせるような事もしてきた。




初めはイタズラするのが楽しくてやってたけど、真選組が出来て副長になり、鬼と呼ばれるようになった彼。


ずっと気を張りっぱなしで仕事をし、気を抜く時間がなくなったそんな彼に


一時的にでも仕事から気を晒せて、かつ私を見てくれる時間を作れるように


でも仕事にそれ程支障をきたさないように



イタズラだけでなく、ワガママもした。


そりゃあ彼らからしたら、私が土方さんを嫌っている様にしか見えない訳で。



貴「じゃ、こうしましょう。


私が今言った事も無かった事に、忘れた事にして下さい。


それで万事解決でさぁ!」



努めて明るく振る舞い、土方さんの腕をとる。



貴「さ、帰りやしょう!

土方s 土方「忘れねえよ。」



そう言って彼は、私が掴んだ腕を解いて


手を握ってきた。




え、これって...



貴「こ、恋人繋ぎ...?」




土方「局中法度、もう一つ変更する。


組合恋愛を認める。但し、局長の認可が必要。


...近藤さん。」



近藤「ん?」



土方「俺と、沖田Aの恋愛の許可を、下さい。」



そう言って彼は近藤さんに頭を下げた。



貴「う...//////」



何これ、もの凄く恥ずかしい。



近藤「ああ!!勿論だ!!


というか、やっと引っ付いたな!!」




全-近藤「え/は?」



“やっと”?



近藤「武州を出る頃には気付いていたぞ?


両想い同士のくせに中々お互い言い出さないからな!

もどかしくてしょうがなかったぞ!!」



そう言って、ハハハと笑う近藤さん。



え、マジか。



近藤さんには、何もかも御見通しってか。

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みや - 続きかいてください (2017年11月27日 19時) (レス) id: eab5c81d83 (このIDを非表示/違反報告)
みや - 続きかいてください (2017年11月27日 19時) (レス) id: eab5c81d83 (このIDを非表示/違反報告)
藍鳥 - れいろさん» お褒めの言葉ありがとうございます!!でも、夜は寝て下さいね(苦笑)続編も頑張ります! (2017年4月15日 23時) (レス) id: fed0af9e70 (このIDを非表示/違反報告)
れいろ - 楽しみで、夜も眠れない (2017年4月15日 14時) (レス) id: eab5c81d83 (このIDを非表示/違反報告)
れいろ - 続編がんばってください (2017年4月15日 14時) (レス) id: eab5c81d83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍鳥 | 作成日時:2016年5月11日 22時

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