《銀魂》紅の鬼灯 3

64.少女 ページ16

ー土方sideー



万事屋と桂、そしてAと俺は、万事屋らによって導かれて船の外へと向かった。



銀時「もうすぐ甲板だ。」



その時、ガクンと船が揺れた。


いきなりの事にバランスを取れず、床に片膝片手をついてしまう。


そして浮力を失っていたとみられた船は、再び上昇をし始めた。



土方「何！？

壊れてたんじゃなかったのか！？」



桂「彼奴らも其処まで馬鹿じゃない、船の修復くらい可能だ！」



貴「取り敢えず急いで外に出ないと！」



走る速度を速め、外へと急ぐ。



すると、



？「ほわちゃあぁぁぁぁああ！！」



誰か女の叫び声と同時にまた船に振動が発生した。






甲板に出ると、先程まで居なかった天人が多勢戦闘していた。


チャイナ服を着た赤髪の少女が叫びながらその天人らを番傘や拳、蹴りで倒していく。


倒された天人で地は血の海だった。



女「あ、銀ちゃん！


邪魔な天人はだいたい倒したネ！」



銀時「...か、神楽？


なんで此処に.....？」



女は神楽というらしい。


そういえば万事屋に行った時、眼鏡のガキが神楽とか言ってたな。万事屋の男とは知り合いか。



神楽「エリーがうちに来て、知らせてくれたアル！

“高杉の船に坂田銀時、桂小太郎潜入、危機”ってナ。」




エリーって誰だよ。

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