６．弟side ページ6
・
学校に行くと、昨日のことがあるから、みんな俺を避ける。
雅也『俺さ、思うんだけど。昨日の碧生の件って、碧生がただ単に失敗したんじゃなくて木崎のせいだと思うんだよな。』
木崎『なんで私が悪いのよ。もらしたのはこいつじゃない！』
雅也『もらしたのはこいつかもしれねぇけど、お前らが話しかけなかったら間に合ってただろ。ダラダラ、こいつに悪口言って、よく私は悪くないって言えるな。』
木崎『本当の事言っただけじゃない。』
雅也『へぇー笑』
『もういいよ、雅也』
雅也『悔しくねぇの？』
『....』
先生『どうしたー？』
雅也『なんでもないです。』
帰り道。
『あ、俺バイトだから』
雅也『いや、俺もだし』
『あ、そっか』
平日は同じ日にしてるの忘れてた。
雅也『大丈夫？』
『なにが？』
雅也『今日もなんかぼーっとしてたから』
『大丈夫だよぉ笑』
バイトの帰りも同じ。
『俺、コンビニ寄りたいんだけど』
雅也『いいよ、付き合う』
『ありがとう』
ご飯買って、家に帰る。
お兄ちゃん、帰り遅いんだっけ。
ご飯食べてお風呂はいって髪乾かしてベットに入る。
寝れない...。
お兄ちゃんのベット...
部屋から出たら、
ｶﾁｬﾝｯ..ｶﾞﾁｬｯ...
「あれ、まだ寝てなかったの？」
『寝れなくて、お兄ちゃんのベット行こうと思って、、』
「あぁ、お風呂入って来るから待ってて」
『うん』
ご飯食べて来たのかな。
時計を見たら0:00回ってるからそう言うことだよね。
一緒にベットに入ると、かすかにお酒の匂いがする。
「聖也とちょっと飲んできたんだよ。帰り遅くなってごめんな？」
『ううん、ｷﾞｭｯ...』
"お兄ちゃん大好きとかキモイ"
離れる。
「どうした？」
『いや、、』
「学校で言われたこと、気にすんなって。そんな気にしてたらおねしょするぞ」
『しないもん』
「ま、そうだな。最近してないし大丈夫か。」
なんでお兄ちゃんも言ってたのに。
翌朝。
と言ってもまだ外は薄暗いしお兄ちゃんも寝てる。
でも、なんかおかしい。
なんか、濡れてる、？
いやまさか、
布団を剥ぐと地図が...。
やっちゃった...。
「んー、さみぃ...ん？」
『お兄ちゃん...』
「あぁ、大丈夫大丈夫。っしょ」
抱っこされてそのままお風呂へ。
「学校行ける？」
『お兄ちゃんは、？』
「休みだからいるよ」
『ならやすむ、』
「ん、もう一回寝直すか」
『うんｯ...』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＊Rei＊ | 作成日時：2020年12月5日 18時
