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──「Aだー!! うおーAおかえりー!!」
「悠仁! ただいま……!」
「アンタらもうちょい掛かるって言ってなかったっけ?」
「こいつがAに会いたいからって暴れまくって早く終わった」
「暴走列車かよ」
「恵も! おかえりとただいま!」
「ん、おぉ。ただいま、んでおかえり」
恵にもそう言って久々の寮に足を運ぶ。あと2日はここに滞在できる旨を話すとじゃあ今のうちに遊んどこうということになり早速今日は全員で鍋パーティーをすることになった。
「ん、ん〜……! この肉団子美味しい……!」
「あ、それ俺作ね! 伏黒にもレシピ教えてさぁ好評だから配り歩いてんだよね」
「私も欲しい……!」
「おっけ後でLINE送っとくわ」
悠仁の作った肉団子と出汁を堪能しているとふと、恵がブルーロックってさ、と話を切り出してきた。
「結局ブルーロックって今んとこ支障ねえのか。つかなんで今のタイミングでこっちに帰ってきたんだよ」
「それは私も気になってた。スマホも壊すしさ、何かあったの?」
「んぇ……悟先生から聞いてないの?」
「え?」
「……特級が出て、施設ボロボロになった挙句逃がしちゃった」
全員が手から箸を落としたのを急いでかきあつめて渡す。けれど誰も受け取らずそれどころか全員に詰め寄られた。特級と会敵、負傷者ゼロ、目立った欠損などもなく帰還。祓えなかったのは悔しいけど私としてもよくやった方だと思う。
そう話すと3人ともようやく定位置に戻り安堵の溜息を漏らした。
潔高さんから伝えられた、ブルーロックの地中に"意図的に"埋められた封印の解かれた特級呪物・コトリバコ《シッポウ》のことも伝えてみるとその手のことに疎い悠仁や野薔薇は首を傾げたが恵だけは顔を真っ青にして吃るほどの焦りを見せた。
「なに、そんなやばいん?」
「バッ、おま……よく無事だったな!? コトリバコと言えば女性と子供特攻の強力な呪物だぞ。その分男には全く効力無いが…… 待て、ブルーロックに選ばれた強化選手は全員男だろ? んなとこにコトリバコ埋めたって誰に呪いかけるつもりだったんだ……?」
「え」
恵の言葉に箸で掴んでいた肉団子を思わず落とした。
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綾人 - コメントに返信ありがとうございます。今回も面白さや文章力が爆発してますね！そして今回も私の好きなキャラがいるなんて！士道や冴や愛空がいて、セリフがなくても存在しているということが嬉しいです。今後も私が楽しみにしている作品を続けてもらえると嬉しいです (7月30日 11時) (
レス) @page44 id: 37a56df5f0 (このIDを非表示/違反報告)
ことこと(プロフ) - 綾人さん» コメントありがとうございます！身に余るお言葉とてもとても嬉しいです……！今後とも今作品をどうぞよろしくお願いいたします。 (7月30日 10時) (レス) id: fe3705f0cd (このIDを非表示/違反報告)
綾人 - コメント失礼します。作家さんかと思うくらい、文章の構成も表現も凄くて、何より二つの作品をここまで綺麗に一つの作品に出来るのか！？という驚きもあります、これからも作者さんはもちろん、この作品も応援させていただきます。無理せず頑張ってください。 (7月29日 22時) (レス) @page41 id: 37a56df5f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことこと | 作成日時：2023年6月9日 21時
