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「え!? こんな短時間でもう終わったんですか!?」

「短時間と言っても……4時間はかかっちゃいましたけど……」


流石に息切れを起こしながらも報告に戻るとアンリさんがお茶を出してくれた。それに甘えて少し休憩をしていると、甚八さんが明日からもよろしく〜と言う。アンリさんがそれに反論しようとするのを止めて椅子から立ち上がった。


「よろしくお願いします」

「えぇ!? いいの!?」

「トレーニングマシンが使えて楽しかったから……!」

「そこ……??」

「Aちゃん筋トレ好きなの?」

「大好き……!」

「ふぅん。じゃあ今後も仕事が終わったら使ってもいいよ。選手が居ない時はね。あ、使い終わったらちゃんと拭いてね〜」

「はい!」


最新のトレーニングマシンはやはり性能が良い。高専はお金はあるけどそういう器具はなく、いつも実践授業で対人なので改めて一人で黙々とという時間は私にとっては非常に嬉しいのだ。身体を動かすのも鍛えるのも好きなので今後も有難く使わせて頂こうと思う。それはともかく、


「あの、甚八さん」

「ん? 何か?」

「掃除の傍らで各部屋を見て回った際なんですが、やはり上よりも下の方が呪いの気配を強く感じました。これは確実に地中に何かがあると考えていただいた方が良いかと。無理に掘り返せとは言いませんが気にして頂くくらいは」

「……地中に、何か……その何かは君でも分からないの」

「残念ながら未熟者ですので」

「そっか。まあ頭の隅には置いておこう」

「はい」


それでは、と会釈をしてその場を去る。ああ、お腹空いた。

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タキタカ(プロフ) - 「へぇ。俺そういう映画とか見たことないから知らないや。というかさっきからオシャさん何ぼーっとしてんの?」 「……オシャ!!!」 「何!?!?」 〜「何て……??」ここで声出して笑いました。面白いです! (9月17日 22時) (レス) @page22 id: baee95592f (このIDを非表示/違反報告)
ことこと(プロフ) - ぐらす。さん» コメントありがとうございます!pixivの方でもお読みいただき光栄です。今後とも是非、よろしくお願いします! (5月24日 9時) (レス) id: fe3705f0cd (このIDを非表示/違反報告)
ぐらす。(プロフ) - pixivでもこの作品見てました。やっぱり面白くて好きです。pixivのほうでも無理しない程度に頑張ってください! (5月22日 17時) (レス) id: 6255010be3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことこと | 作成日時:2023年5月15日 18時

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