運命なんてぶち壊してやるよ！【すとぷり】 (ページ9)

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私の過去、現在← ページ9

木の上着いたぁ！
ここなら動かないでも安心！
ここらで話したいことがある。
突然だけど、私はお兄ちゃんがいるんだ。
楓屋勇気っていう名前で私は勇気にぃって私は呼んでる。
とっても優しくてカッコいい自慢のお兄ちゃん。
いっつも遊んでくれるし私は心の底からお兄ちゃんが大好きだった。
毎日のように公園で遊んでいた私達は、地元で仲良し兄妹として評判だった。
過去ー公園ー
貴女「勇気にぃ！次何する？」
勇気「んー！じゃあなー！走ろうぜ！」
貴女「おぉ！いいな！」
勇気「じゃあ、どっちが先に疲れるか競争な。」
貴女「勇気にぃ、それ競争って言うの？w対決じゃなくて？」
勇気「あ！そっか！」
ちょっぴり天然で…。
母「もう！いい加減その口調治しなさいよ！」
貴女「やだもん(泣)」
コンコン
勇気「どーぞ！」
貴女「勇気にぃ～、ママがまた口調治せって。」
勇気「おぉ、そっかぁ。俺はそのままのAが好きだから、変わらなくていいんだよ？な？」
貴女「うん！」
男勝りな私を唯一受け入れてくれるお兄ちゃん。
普段は言えないけど

誰よりも
大好きだよ！

勇気にぃと、毎日一緒に走ってたから今の持久力があるのかもなw
それに、さっきの立体機動装置も、もしもの時のために持っててねっ！って凄く念押しに言ってたからな。ありがとう。今役だったわw
てか、お兄ちゃんって案外

シスコン？
いや私はシスコン嫌いだから。
そんなことを考えていると、風で木が揺れる。
まずい！落ちる！？
私としたことが！完全なるミス！
ここまで計算してなかった。
わぁ！もうダメなのか。さよなら。私の人生。
さよーならーさよーならー！忘れなーいでねぇぇぇぇ！共に過ごした日々を！いつまでもぉぉぉ！←
おい。モブくん、そんなに涙流してそんなに悲しいのかい？
モブくん「あっくしょん！花粉症つーらーいー！」
花粉症なんかい！
そして何気にモブくん…君は映画監督としての才能があるかもね。
くしゃみでアクション！とかやばき☆←
これには俳優さんもびっくりだね。
てかさぁ、今の出来事1秒も経ってないんだよね。
たまたま、耳に入ったから超高速早口で実況してたんだよ←
あーあ。
頭打ったら痛いかな？←
ボフ！
さとみ「おい！あぶねぇだろ！後ちょっとで死んでたぞ？！」
そして、彼は私を下ろしながら言った。
さとみ「無事で良かった。」
そう言い、微笑む彼はかっこよく見えたとか？
さとみ「それと、スカートの中見えてたぞ？ピンクの(」
貴女「散れ！」
ねーな