検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:1,922 hit

6話 未来予知4 ページ7

鳴海の肩に担がれた棗は顔を赤らめてぐったりしていた。

何があったんだ…。

あ、フェロモンか…。

「あれ、もう棗くんと話したんだ?」

私は小さく頷いた。

『その子は?』

鳴海の後ろでうずうずしている女の子を指さした。

する女の子は前に出てきて元気よく自己紹介をしてくれる。

「ウチ、佐倉蜜柑言うねん!よろしゅうな!」

『私は菅原A。』

私は蜜柑ちゃんに手を振った。

「よし、じゃあ取り敢えず帰ろうか♡」

『(…停止)』

パチン

すぅ、と辺りが静かになる。

今度は効くんだ、何て考えたりしたけどこんなことをしても無意味なんだよな。

私がここで逃げたところで運命には逆らえない。

ふぅ、もういいか。

『(解除)』

パチン

一気に騒がしくなる周りを見渡して、

はぁ、とひとつため息をした。

7話 未来予知5→←5話 未来予知3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:学園アリス , 女主 , 棗、ルカ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おゆゆ | 作成日時:2020年9月15日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。