限界短編集

aimai　yk ページ5

毎晩帰ったらネット開いて、趣味ら趣味といったらまず昼寝と音ゲーが浮かぶくらい？
だからって俺のことを「無趣味」なんて簡単に言わないでよ。
貴女「やきぱんは趣味を今から見つけるんだもんね」
yk「そうだよ！」
俺のことをよく理解してくれて、俺のほしい言葉を的確にかけてくれる君のとなりで花火が見れたらなぁ…。
そんな希望さえも「妄想」だって言われちゃうのかな…
だけど曖昧なこの気持ちも、想像だらけの恋にも。
名前をつけられちゃうのは、
yk「やっぱり癪に触るかな」
貴女と俺は違うから、俺は貴女ではないから。
貴女「やきぱんも私も、世界で一人しかいないもんね！」
yk「うん！」
変な名前をつけないで…
yk「でさ〜…」
貴女「うんうん、わかるよ」
愚痴をこぼす午前三時。
君の「わかる」ってホントにわかってくれてるの？
生年月日も違えば、育ちも違うでしょ？
ほんの少しだけ、ズレてるって思うんだ。
俺がわかることと君がわかることには遠くて近いような微妙な違いがあるのかなぁ…？
曖昧なこの言葉も、ハッキリとは表せないけど。
名前をつけてしまうのは、あまりにもったいないから。
僕はこの世で一人しかいないから、100%は無理でも、少しだけでいいから…
貴女「やきぱん！」
君に名前を呼ばれるだけで胸がばくばくするような曖昧なこの気持ちも、
yk「どうしたの？A！」
貴女「何でもないよ〜！」
けらけらと鈴を転がすように笑うAの姿にも。
yk「勝手に名前をつけないでね！」

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