#4 ページ5
.
ー Side るぅと ー
そして僕にはわかります。
Aちゃんがさとみ先輩を好きなこと。
僕はAちゃんが好きだからわかる。
やっぱり女の子はかっこいい人が好きなんだ…。
僕は弱くてかっこ悪い。
さとみ先輩みたいになりたかった。
Aちゃんに好かれる要素を僕は何一つもっていないんだ。
だって僕とさとみ先輩は正反対だから。
今日も帰りのホームルームが終われば、さとみ先輩はAちゃんの元にやってくる。
さとみ「Aちゃん、今日カラオケ行かね?」
『あ、ちょっと久々ですね。いいですよ!』
楽しそうに会話するのを遠くから眺めることしか出来ない。
諦めなきゃ。
Aちゃんは優しいから助けてくれただけなのに、勝手に僕は特別だと勘違いをしていたのかもしれない。
るぅと「こんな欲張りな人間じゃないのに…」
莉犬「なにが?」
るぅと「うわあ!」
莉犬「その驚き方はAちゃんのこと考えてたでしょ。Aちゃんを考えてるときだけ周り見えないもんね、るぅくん?」
るぅと「そのあだ名で呼んでいいのはひとりだけだよ」
Aちゃんだけ。
莉犬「はぁ、仕方ないなぁ。話聞いてあげるから俺達もカラオケ行かない?久々に歌いたい気分なんだよね〜」
るぅと「莉犬〜ありがとう」
莉犬は僕のことをからかってくるけど、なんだかんだツンデレなだけで優しい。
昔ならこんないい人と友達になれるなんて想像もしてなかっただろう。
それもAちゃんのおかげだね。
329人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ともか@推しが尊い連盟(プロフ) - ひーりん。さん» はい! (2019年12月30日 19時) (レス) id: 8d3c14094f (このIDを非表示/違反報告)
ひーりん。(プロフ) - ともか@推しが尊い連盟さん» わああ毎回ありがとうございます…!来年も是非よろしくお願いします(´˘`*) (2019年12月30日 19時) (レス) id: 366961858c (このIDを非表示/違反報告)
ひーりん。(プロフ) - ゆうみさん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけてとっても嬉しいです(´TωT`)これからもよろしくお願いします!! (2019年12月30日 19時) (レス) id: 366961858c (このIDを非表示/違反報告)
ともか@推しが尊い連盟(プロフ) - お久しぶりです、ともかです!来年も宜しくお願いします!更新楽しみにしてます! (2019年12月30日 19時) (レス) id: 8d3c14094f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ - 好みの作品キタ――(゚∀゚)――!!あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あの!!!!!これからの更新楽しみにしてます!!頑張ってください!! (2019年12月28日 6時) (レス) id: 92d4070df6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひーりん。 | 作成日時:2019年9月21日 16時