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ー Side るぅと ー
…お互い沈黙。
Aちゃん不思議そうにしてるのに、勝手に来て何も話さないだなんて酷すぎる。
「あら?どちら様?」
それでも勇気が出ない僕を救ってくれたのは、遠くから聞こえるこの言葉だった。
『お母さん』
お母さん!?
中学生の頃から思ってたけど、やっぱりAちゃんはお母さん似なんだ。
あのときから変わらずでびっくりした。
とても可愛らしい人。
るぅと「すみません、突然」
母「あ、もしかしてるぅくん?」
るぅと「えっ、…覚えてますか?」
母「もちろんよ!昔から学校一緒だったものね。良かったらあがって〜」
『ちょっ、お母さん!』
Aちゃんには申し訳ないけど、お母さんの好意に甘えて中に入った。
今日頑張るんだ、僕。
『どうぞ、汚いけど…』
初めて見るAちゃんの部屋。
すごく綺麗ですごくいい匂いがする。
『飲み物持ってくるね』
るぅと「あっ、大丈夫…!僕が勝手に来ただけだから。それに聞きたいことがあって」
『聞きたいこと?』
お互いテーブルを挟んで正面に座る。
勇気出さなきゃ。
るぅと「さとみ先輩と何かあったのかなって…。こんなこと他人が聞くのはって思ったけど、Aちゃん最近元気ないから心配してて」
Aちゃんは大きい目をさらに大きく開けて驚いた後、俯いて黙り込んでしまった。
…言いたくないかな。
助けてあげたいって本当に思ってるんだよ。
るぅと「小学生のとき、たくさん悪口を言われた僕を救ってくれたのはAちゃんだから。今度は僕が力になりたいって思ってるんだ」
今の僕がいるのはAちゃんのおかげだから。
恩返ししたいってずっと思ってた。
るぅと「だから、助けてほしいときは言ってほしい、です。いつでも駆けつけるから」
いつでも僕は駆けつける。
だから安心してね。
Aちゃんの家に長居しても申し訳ないし、もう夕食の時間かもしれない。
迷惑かける前に帰ろう。
るぅと「突然来てごめんなさい。今日は帰るね」
荷物を持って立ち上がった。
るぅと「え?」
そのとき。
Aちゃんが僕のブレザーをきゅっと掴んだ。
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ともか@推しが尊い連盟(プロフ) - ひーりん。さん» はい! (2019年12月30日 19時) (レス) id: 8d3c14094f (このIDを非表示/違反報告)
ひーりん。(プロフ) - ともか@推しが尊い連盟さん» わああ毎回ありがとうございます…!来年も是非よろしくお願いします(´˘`*) (2019年12月30日 19時) (レス) id: 366961858c (このIDを非表示/違反報告)
ひーりん。(プロフ) - ゆうみさん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけてとっても嬉しいです(´TωT`)これからもよろしくお願いします!! (2019年12月30日 19時) (レス) id: 366961858c (このIDを非表示/違反報告)
ともか@推しが尊い連盟(プロフ) - お久しぶりです、ともかです!来年も宜しくお願いします!更新楽しみにしてます! (2019年12月30日 19時) (レス) id: 8d3c14094f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ - 好みの作品キタ――(゚∀゚)――!!あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あの!!!!!これからの更新楽しみにしてます!!頑張ってください!! (2019年12月28日 6時) (レス) id: 92d4070df6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひーりん。 | 作成日時:2019年9月21日 16時