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飛貴「あ、おーまーたーせー!!Aちゃん〜!!」

「あ、飛貴先輩…、、」

飛貴「もーちょっと硬すぎ!高校生になったからって
別に先輩つけなくていいんだよ?いつものように飛貴くん〜とか小さい時なんてひだくんって呼んでたのにね」

「もう…何年前の話してんの笑」







そう、浮所飛貴…学校では到底叶わない場所・地位に置かれるが家が隣で小さい時からの幼馴染、、
何でも出来るお兄ちゃん的存在の飛貴くん…
やっぱりその横顔かっこいいな、、なんて私も思っちゃう


飛貴「ねぇ…学校は楽しい?友達できた?」
「まぁ、Aが友達いないなら毎日会いに行くけどね!」


ってな訳でこんな感じにずっと甘々な飛貴くん、、
他には魅せない幼馴染の特権。


「学校楽しいよ?でも、皆飛貴先輩の話題でいっぱいだよ笑」

飛貴「俺そんなにモテてんのかぁ〜嬉しいなぁ…」
「あ、そういうAは好きな人いないの?気になってる人とか…」






"龍斗先輩"、、、なんて言っていいのだろうか



「いないよ笑 私も彼氏欲しいなぁ〜」

飛貴「じゃあ、俺がAの彼氏になろうか?」

「え?冗談やめてよ笑 私なんて飛貴くんの横に並べないよ」
「そんな、飛貴くんは付き合ってる人とかいるんじゃないの?笑」




飛貴「いないよ笑 告白はされるけど全部断ってるよ」

「えぇ〜勿体ない」

飛貴「まぁ…可愛い子とか居るけど…やっぱり付き合うなら
大好きな人と付き合いたいじゃん?」

「好きな人いるんだね」

飛貴「いるよ……そりゃ、俺だって男だもん」
「だけど相手は全然見ぬ気もしないかも、
早く俺の気持ちに気づけよって…」



「早く…気づいてもらえるといいね!!」

飛貴「そうだね……」









お前気づけよバーカ

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作者名:カノン | 作成日時:2020年9月29日 23時

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