月とオオカミちゃんには騙されない（２）

051 義理チョコ？ ページ3

・




浮所｢ただいまー！｣



｢ただいまあ｣



すず｢あ、おかえり！｣



那須｢………｣



まる｢長かったけどお話してたの？｣



｢………｣



浮所｢内緒！｣



りんね｢なにそれ気になる笑｣



浮所｢なんでしょーー｣




ー




｢ねえすずちゃんか大昇くんここどうやって縫うか分かる？｣



大昇｢おれ分かるよ、｣



すず｢大昇くん思ったより器用よな｣



大昇｢思ったよりてなんやねん笑｣







大昇｢そういえばAさ、｣



｢ん？｣



大昇｢さっき浮所と結局何話してきたの？｣



すず｢それマジで気になってた、｣



｢………感謝を伝えてきた、｣



すず｢なんやねんそれ笑｣



｢…んー、｣



｢今はゆうとくんしか見れないって、伝えてきた、｣



大昇｢…まじで？！！｣



すず｢ちょ、大昇くん声でかいて｣



すず｢…ほらーゆうとくん達気になってこっち見てるやん笑｣



｢ほんとだ笑｣



大昇｢え、それ那須に言った？｣



｢…まだ、｣



｢てかきょう一回も喋ってなくてね、｣



｢一回は話したいなとは思ってるんだけど、｣



大昇｢絶対話した方がいいよそれ、｣



すず｢え、しかもチョコあげるんやろ？｣



｢…うん、あげる、｣



すず｢今行ってきなって｣




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




龍我｢那須Aちゃんの方見すぎ｣



龍我｢…そんな気になるなら話しにいけよ｣



那須｢…分かってるけど、｣



りんね｢てかまじでひだかくんチョコ貰ったのかな｣



那須｢…貰ったんじゃね、｣



那須｢あいつ、帰ってきた時手に袋持ってたし｣



りんね｢…まじ？｣



龍我｢そうやって静かに見てるだけだから取られるんだって言ってんじゃん｣



那須｢…分かってるけどさあ、｣



那須｢…今行ったら、チョコ求めてるみたいじゃん、｣



那須｢気使わせるのだけは絶対いや。｣



龍我｢…那須らしいけど、｣



龍我｢そんなんじゃ…｣




『まじで？！！！』




りんね｢いや大昇くん声でか笑｣



龍我｢…あっち何話してんのかな、｣



那須｢ああもまじ気になる、、！｣



りんね｢行ってきなよ｣



りんね｢行って嫌われることはないって｣



那須｢…そういうもん？｣



りんね｢うん、A帰りに配るって言ってチョコ人数分持ってきてたし、｣



りんね｢気まずくはなんないでしょ｣



那須｢…義理、かあ｣




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

052 本命チョコ？→←050 感謝

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す