【敵】 ページ3
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初夏らしくない日差しが
じりじりと素肌を照りつける日だった。
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智
「ぉ、ニノ」
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いつも通り一番乗りで楽屋に来て
ソファに寝そべりゲームをしている俺を見つけた大野さんが
半開きのドアから俺を見つけた。
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和
「おはようございます。」
智
「今日も早いね。」
和
「今日も早起きみたいっすね。」
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ふにゃっと肯定も否定もしない笑顔を向け
今日の彼は寝不足気味だ。
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智
「……」
和
「……」
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似てたの…
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ボタンを押す指が止まった。
この前のキミの言葉が
梅雨明けの弱った頭を
日差しと共にガンガンと刺激する。
ごわごわとエコーがかった言葉が
グルグルと頭を回って頭痛がする。
その頭を余計に刺激する声が
雑音に混ざって楽屋に入って来た。
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和
「うっせーな!!朝か……ら」
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独特な笑い声を発しながら入って来た相葉さんの後ろ
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翔
「ん?」
和
「……あ、いや」
翔
「ニノ、おはよう」
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翔さんがいた。
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亜希子(プロフ) - 続きってあるのでしょうか。HAPPYになって欲しいです。 (2018年12月6日 10時) (
レス) id: 7fa4b72743 (このIDを非表示/違反報告)
亜希子(プロフ) - 悲しく終わるんですね。 (2018年12月6日 10時) (レス) id: 7fa4b72743 (このIDを非表示/違反報告)
すみ翔(プロフ) - ほんとに夢のような感じのふわふわしていて面白いです！ (2014年12月16日 1時) (レス) id: 663654fdad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美翔 | 作者ホームページ：http://bokuradakeniwakaruyouna合図//mika
作成日時：2014年7月29日 14時
