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「……初めてじゃなかった……」
「はい？」
土気色の顔が、のっそりと俺の方へ向けられる。
まるで身投げを起こした明治の文豪のような、生気の無い錯乱した目。
ぶっちゃけ怖ぇえけど…ここまで来て無視もできねーし。とりあえず目を合わせて、表情で続きを促した。
「…2度あることは3度あるって言うし、完全に油断してた。まさか経験済みだなんて…信じられない。信じたくない。」
「あ、そゆこと？
いやお前、それはさすがに仕方なくね？
Aは大学にはあんま友達いねーらしいけど、高校までは地元で楽しくやってて、普通に友達も彼氏もいたんだろうしさぁ。」
「…絶対に、例のハーフの酒屋だ…そうに決まってる…。もう何も信じられない…。」
「つーか自分は他の女ホテル連れ込んでたくせに、そんなん言える立場じゃねーだろ。」
「…Aにも言ったけど、あれは誤解なんだって…。」
「あ、そーなの？まったく信じてねぇけど、それならまぁよかったわ。A、ショック受けてたみたいだったからさ。」
「て言うかお前、Aって呼ぶなよ。馴れ馴れしいんだよ。」
「え、今？」
なんだコイツ、思った以上にめんどくせぇな…
「ま、今まで散々舐めてたツケじゃね？」なんて軽口を叩いたら、周りからは見えないように肝臓のあたりにグーパン食らって、マジで呼吸が止まりかけた。
「わー、ギリギリセーフ！！
ちょっと北斗、なんで起こしてくれないの！？
�狎世Α蹐覆鵑童世辰人眛�の朝からさっそく置いて行くとか、ホント信じらんないんだけど！！」
俺が脇腹抑えて呻いていたら、何やらプンプンとお怒りモードのお姫様が、俺と並ぶ北斗の隣の席に慌てた様子で滑り込んで来た。
「あ、樹くん、おはよ！」
「…はよ。なに？Aって、見た目の割にそんなに手練れなの？？」
「？？？
何の話？？？」
キョトン…と首を傾げるAの腕を取り、北斗がおもむろに立ち上がる。
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マヨ(プロフ) - YUUKIさん» わーぉ、ありがとうございます！！お気に入りのシーンはじゅったんとの公園ネイルです！（北斗わい）楽しんでもらえて嬉しいですーーー！！ (6月22日 9時) (
レス) id: 99f2c21ac8 (このIDを非表示/違反報告)
YUUKI(プロフ) - 今日全部読ませていただきましたが、めちゃくちゃ面白かったです！！ (6月21日 22時) (レス) @page50 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
マヨ(プロフ) - まゆみんさん» ホントそれですねwwwいじけ虫ほっくんです！ (6月15日 21時) (レス) id: 99f2c21ac8 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 隣を取られたみたいで逃げましたね…笑 (6月15日 12時) (レス) id: 234c3a248a (このIDを非表示/違反報告)
マヨ(プロフ) - ミエさん» 初めまして！うわ〜ありがとうございます！「心鷲掴み」なんてめちゃくちゃ嬉しいです！いじけほっくんは置いておいて、しばらくじゅったんと青春する予定です、よろしく！（また松村担に怒られるヤツ） (6月15日 6時) (レス) id: 99f2c21ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マヨ
| 作成日時：2023年6月9日 0時
