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「痛ってぇ…」」
「…松村くんが、私のことを落っことした…」
「はぁ！？自分が暴れたせいじゃねぇか！」
「重かったんだ…
絶対に重かったんだ…
米俵何個分？って、涼しい顔して、そんな風に思ってたんだ…」
「え？そこ気にしてたの？」
お酒のせいかいつもより感情の浮き沈みが激しくて、急に丸くなってメソメソし始めたこちらのことを、私の顔の横に手をついた松村くんが上から物珍しそうに覗き込んで来る。
「…触られたのが嫌だったのかと思った。」
「いい匂いがしました。」
「あ、そう。まぁ、嫌われたんじゃないならよかった。」
「一度友達になった人を、そんな簡単に嫌いにならないでしょ？」
「じゃあ、嫌われるようなことをしないように努力するよ。正直頭を過(よぎ)ったけど、やっぱりやめとく。…また世界にひとりぼっちは御免だし。」
「…？」
「ただ悪いんだけど、さすがにもう電車無いから、今日は泊めてもらえるとありがたい。もちろんAが嫌ならその辺で野宿するから、正直に言ってもらっていいんだけど。」
「…その言い方されたら、なかなか�犁△譟蹐箸聾世┐覆い茲諭帖�」
「じゃあ、お言葉に甘えて。」
「………もう、なんでもいいや。好きにしてください…。」
なぜか勝ち誇った顔で布団に入って来たバカでかい物体に驚いて、「さすがに同衾とは聞いてない！！！」と追い出そうとしたものの、のび太もびっくりのスピードで狸寝入りを決め込んだ大男を私の力でベッドから追い出すことなんて、できるはずも無く…
悔し紛れに知らんぷりでこちらに向けられてる広い背中にガブッと噛み付いたら、さすがに不意をつかれたのかビクッ！と目の前の大きな体が震えたので、とりあえずそれに満足して、私もプイッと背中を向けて目を閉じた。
ありふれた1日のはずなのに、なんだか妙に色々あった気がする。
そんな日の終わりを迎えるのは、いつもより特別狭い、けれどいつもより特別暖かいベッド。
慣れないお酒の酔いの中で浴びる月明かりは、
なんだか私のことを、現実離れした楽しい夢の中へと連れて行ってくれそうに思えた。
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マヨ(プロフ) - YUUKIさん» わーぉ、ありがとうございます！！お気に入りのシーンはじゅったんとの公園ネイルです！（北斗わい）楽しんでもらえて嬉しいですーーー！！ (6月22日 9時) (
レス) id: 99f2c21ac8 (このIDを非表示/違反報告)
YUUKI(プロフ) - 今日全部読ませていただきましたが、めちゃくちゃ面白かったです！！ (6月21日 22時) (レス) @page50 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
マヨ(プロフ) - まゆみんさん» ホントそれですねwwwいじけ虫ほっくんです！ (6月15日 21時) (レス) id: 99f2c21ac8 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 隣を取られたみたいで逃げましたね…笑 (6月15日 12時) (レス) id: 234c3a248a (このIDを非表示/違反報告)
マヨ(プロフ) - ミエさん» 初めまして！うわ〜ありがとうございます！「心鷲掴み」なんてめちゃくちゃ嬉しいです！いじけほっくんは置いておいて、しばらくじゅったんと青春する予定です、よろしく！（また松村担に怒られるヤツ） (6月15日 6時) (レス) id: 99f2c21ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マヨ
| 作成日時：2023年6月9日 0時
