消される ページ21
_灰原side_
工藤くんを助けるために沖矢昴という男の車に乗せてもらった
助けられたのはいいけどその時にやってきた探偵の2人...
そしてあの女鑑識官__AA__
あの4人の中で組織の奴らだと感じるあのプレッシャー....
こんな近くに組織の仲間がいると私がシェリーだとバレるのも時間の問題
もしバレたら....
__哀ちゃん!__
__灰原さん!__
__灰原!__
あの子たちにも被害が
消されるかもしれない..
__志保!__
また大切な人が....
__お姉ちゃんは大丈夫だから__
「ッ!?」
夢をみた
お姉ちゃんの夢....
「_もう嫌だわ」
_____
___
『...』
「ちょっと大丈夫?」
『ぁ、佐藤刑事..お疲れ様です』
「お疲れ。それより貴方ちゃんと寝てるの?顔色悪いわよ」
『そうですか?...可笑しいなちゃんと4日前に寝たのに』
「4日前!?なんでそんなにオール出来るの!?」
『慣れです』
「慣れちゃダメ!!寝不足はお肌にも悪いのに!もう今日は帰って寝なさい!!」
母親かこの人...
「他の鑑識官には私から話通しとくから!」
『は,はい..ありがとうございます』
早退するなんて久しぶりだな
外を出るともう真っ暗
帰ったら爆睡だなと感じる
「..」
『...あ』
自宅のマンションまで車を走らせていると茶髪の子が俯きながら歩いていた
『ちゃんと前見て歩きなよ』
「ッ!?.....ごめんなさい」
なに今の間?
『こんな時間にどうしたの?』
「別になんでもない」
『...家出』
「違う」
『じゃあ背負ってるその荷物はなに?』
「...買い物帰り」
『この近くで夜の11時にでも開いてる店はない。家出でしょ、トラブルでもあった?』
「関係ないでしょ」
『うん。関係ない』
「...は?」
引き下がると思っていたのだろうか予想してない言葉を言われて数秒固まっていた
『君の家族の事とか私には関係ない。でも、子供がこんな時間に出歩くのは戴けないな』
「子供じゃない」
『確かに君は大人びいてるけど見た目子供なの。ほら乗って、送るから』
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作者名:地炎 美羅 | 作成日時:2020年6月29日 9時