関われる ページ4
『はい...分かりました。19時ですね』
ベランダの窓に凭れてまた電話をしていた
『いえ、お役に立てるのならば...はい。では失礼します』
電話をきると後ろを振り返り、窓から見える月を眺めた
『もしかしたら結構早くあの坊やと関われるかもしれませんよ..』
「あっ!どこ蹴ってるんですか元太くん!」
「わりぃわりぃ..おーいコナン!ボールそっちに行ったぞ〜」
「_ったく自分で取りに行けよ」
あれから数日_コナンは黒ずくめの女とは会うことはなく、もう記憶から消えかけていた
「きゃああああああああ!!!!!」
「強盗だ!!」
「ッ!?」
「コナンくん?」
「ごめん、俺先に帰るわ」
「え?ちょっとコナンくん!?」
コナンは杯戸町に逃げた銀行強盗を捕まえるために走った。
強盗は2人で拳銃を所持している
「あいつらか!!」
何とか見つけたものの、そこは市場で人が多い
もし2人が誰かを人質をとったら...そう考えると上手く動けない。
「コナンくん!?何をしておるんだ!?」
「目暮警部、犯人は市場にいるよ。でも拳銃を所持してるから」
「おい....分かった。君はそこに居なさい」
コナンはそんなの聞く気は最初からなかった
「退け!邪魔だ!!」
「早くしろよ!」
その市場の端で学生が演奏発表会をやっていた
「退いてください!」
「すみません、通してください!」
「高木刑事と佐藤刑事!?」
「コナンくん!犯人は何処に?」
「あの演奏発表会の会場に向かって」
「きゃあ!!」
「何するんだ!?」
「うるせぇ!退け!!」
「邪魔するんじゃねぇよ!!」
2人は会場を乗り越えて逃げようとしていた
___でも
ピンッ!!
「イッテ!」
「ゴァッ!?」
誰かが会場範囲を囲むロープを引っ張り、犯人2人を足止めした
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作者名:地炎 美羅 | 作成日時:2020年6月29日 9時