白く黒い姫は光を欲する参 (ページ50)

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＂ページ50

ア「一体何があったんだ？」

ケ「Aさんじゃないみたいだったよね？」

酒「その通り」

2人はこちらに来た

ア「お前ら！」

ｼｭｩｩ…

ケ「元に戻った…」

結界が無くなった

A「あの…［ｻﾞｯ…］え？」

2人は跪いた

酒「貴方こそ，我々が探し続けていた…姫だ」

ケ「えぇ？！」

ア「Aさんが姫？！」

ｼｭﾝｯ！

人間の姿になった

ハ「貴方の命令は絶対。何なりとお申し付けください。姫」

島「まだお分かりにならぬのも当然です。
姫とはエンマが妖魔界を統べるより以前に君臨していた。最強の王…

，

“四季様” のこと。
貴方はその生まれ変わりなのです」

四季…それが私の名前…

ハ「私達は貴方と同じ鬼族。
今こそ，エンマ達の統治を終わらせる時。
貴方こそが妖魔界…そして人間界を支配すべきお方なのです」

ナ「Aが？！」

ア「Aさんが妖魔界を支配…」

ハ「姫，新たな時代を迎える時です。私達と共に！」

A「…」ｽｯ…

何も言わず立ち上がった

母『今後の人生は自分で決めるもの…自分だけのもの何だから』

A「いや」

ハ「え？」

A「私…妖魔界の支配なんてしません」

ハ「い…今何と？」

A「ですから，支配なんてしません！」

ハ「しかし…貴方こそ姫の生まれ変わりであり…」

A「だからといってするとは限らないでしょう？！
しかも！先程まで私達のことやっつけようとしてた人と！」

ハ「しかし姫！(ケ『ねぇ？姫の言うことは絶対何だよね？』」

A「支配…しません！」

ハ「ぁ…ハッ！」

ア「素直だ…」(;・・)

A「……本当は最初から…『自分が生まれ変わりだ』と知っていました」

全「え？！」

A「でも…みんなに離されるのが怖くて…」

ナ「離すわけないじゃないの！」

ト「そうだよ。白姫さんは仲間なんだから」

ア「どんな姿になっても！AさんはAさんですから！」

ケ「女郎蜘蛛の時に助けてくれたのもAさん何でしょ？」

ナ「AはAらしく居てよ！」

A「ッ！……はい！」ﾆｺｯ！

ナ「いい笑顔！」(^^)

ナツメ…貴方はもしかしたら…いつも私のそばに居た

“朱夏”…かもしれない…