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『ねえ?さっきと凄い態度変わったよね?どうして?』
リリー「我はシリキ様の通る道を開けたの、あのオヤジの為にどいたんじゃないから
  にしてもあのオヤジ、自分から呪われたいわけ!?」
『...どういう事?流石に自分から進んで呪われる人は早々いないと思うけど』
「あのね...シリキ様を扱うときには掟があるの。Aには特別に教えてあげる。」

リリーの緑色の目は真剣そうだった。
何か秘密を話すように。








「火に近づけない
 ひたすら偶像を敬い、恐れる
 雨や風にさらさない
 屋内に置いてはいけない
 完全に覆ってはいけない
 埋葬したり、他人に譲渡したり、捨てたりしてはいけない」

「シリキ・ウトゥンドゥは敬われることを望むわ。
 そして、掟を破ったものは...呪われる。」


だからか...
これでこれまでのリリーの言動の理由が少しはっきりした。
ん...?待てよ...

『屋内に置かずに雨風から守るって無理じゃない...?』
「それが出来なくて呪われたものは沢山いるわ。」



シリキ・ウトゥンドゥ...恐ろしい偶像だな...

突入→←シリキ様


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作者名:フィアリ〜♪ | 作成日時:2017年8月6日 11時

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