崩壊的コンダクト

演劇部にて。 ページ10

トンきゅんに告白されたものの、意外にもいつも通りだ。
私も、普通に演劇部に遊びに行ってるし。


主「にゃみりん先輩、また寝ているんですね〜・・・」
(´・ω・`)抱きつきたい。



赤「Aちゃん、ちょっといい？」
主「はい！なんですか？」


近寄ると部屋の隅に連れてかれた。

赤「トンきゅんに告白された的なのってほんと？」


うわあ、赤間先輩、それ聞く？

私が黙っていると、

赤「あんまり口出し的なのは好きじゃないんだけどさ、トンきゅんが実は最近落ち着かないからさ。まぁ、気になっただけなんだけどね。」


主「あ・・・はい。善処します？」

自分でも意味わからない答えになってしまった。

トンきゅんは、私から見たら普通のいつも通りに見えてたんだけどな、やっぱり、赤間先輩は回りをよく見ているんだなぁ、と思った。



ていうか、何が善処するだよ、私。
何をすればいいのかもわからないのに。


今日もやっぱり演劇部はにぎやかで平和だ。
トンきゅんだって、前のことが無かったみたいに普通に接してきてくれてるし。

でも、やっぱりそれって気を遣わせてるのかもな。



ト「？ A、元気なさそうですが、どうしました？」


主「いやぁ、なんかさ、どうして私にこk」

口を、ふさがれました。


熊野さんとうさ丸が不思議そうにこっちを見ている。

はい、私がバカでした。
何でみんなの前で暴露しようとしているのか。
トンきゅんに何か恨みでもあるのか。(1人ツッコミ)


ト「いいですよ、では場所を変えましょうか。生憎ここは人が多いので。」


・・・なぜあなたが好きなのか。

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