崩壊的コンダクト

大丈夫、なんかじゃ・・・ ページ29

音の聞こえた方をみると息を切らしたビミィ先生がいた。

ビ「え？」
主「･･････え？」

ト「早かったですね。では俺は帰ります。返事、ありがとうございました。」

マスクを戻しながら言われる。

ばたん。


沈黙が訪れる。


えっと、

主「ビミィ先生･･････来てくれてありがとう、ね？」

まだ私はさっきの衝撃が大きすぎて顔というか、体全体が熱い。

ビ「･･････ふーん」

？！なんか反応が･･････

主「ビミィ先生？ふーんって･･････」

ビ「付き合うのか、二人は。」

がっつり見られてた！

主「つ、付き合わないよ？」

ビミィ先生はまだ疑り深そうに私を見てた。

ビ「"返事"って？」

主「ごめんって言った、よ」
ビ「どうしてだ」


その理由はまだいえない。

主「秘密だよ」

ビ「でも、付き合わなくても、キスしたんだろ？」

主「それはっ･･････！」

ビ「じゃあ、

オイラからも･･････していい？」


顔を覗きこまれる。

そのまま距離が縮まる。

主「ちょっと待った！」

ビミィ先生は急に大声を出されてビクッと肩を揺らした。


主「ちがうから！何がちがうか自分でもよくわからないけどっ！私、ビミィ先生が、好きだよ！」

ビ「･･････ぇ？」

ビミィ先生は顔を真っ赤にしていた。

あ、言ってしまった。

体温を感じる。→←大丈夫なんかじゃない

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